最近俺のアイデアをパクったとしか思えないアニメとか小説によく出会う。

俺は「伝説の勇者の伝説」を見ていたときに「魔法使いと現実世界の軍隊が戦争するストーリーは面白いかもしれない」と思いついた。かれこれ2年前の話。そうしたら、「絶園のテンペスト」って、そんな感じでは?俺のアイデアではもう少し国家権力動詞の戦争って色が強いが、まぁ似たようなもんだ、一部は。これは俺のアイデアの盗作、とは言わないが先に思いついたのは俺だ。そんな、ハムレットなんぞ取り入れるつもりはなかったがな。いやでも、「絶園のテンペスト」は面白いと思う。

それと「時空断裂!蒼空燃ゆ」という小説。内容は近未来的な自衛隊が、過去からやってきた米軍とか、何故か時空を操作できる技術を身につけちゃったSS(ナチス親衛隊)と戦争する話だが、はっきり言って駄作。設定にも突っ込みどころはいろいろあるが、何せキャラクターの無駄な回想や思考をグダグダと何ページも書いてあるかと思えば、戦闘シーンなんてほんの数行しかない。科学高尚はそれなりだが、細かすぎてときどき「難の話だっけ?」と考え込んでしまうこともしばしば。読んだらがっかりする小説である。

しかし、この駄作にも俺のアイデアのパクリが存在している。それは「FCS搭載の小銃」だ。本作ではアサルトライフルにFCSを付けている。俺のアイデアではアサルトライフルにFCSを付けてもCQBにはほとんど役に立ちそうにないから、スナイパーライフルに付けるのがいいかなと思っていたのだが・・・。どうでもいいが、本作、歩兵携帯用の小銃にFCSが付いてしまったり、人間の子供を改造して対テロ舞台に仕立て上げちゃうような技術水準なのに、F15に搭載されてる空対空ミサイルがAIM7ってどういうこと?もう少しすごいミサイルとか開発しなかったの?

と、上記のようなあほらしい『妄想』をいだく人間はきっと他にもいるでしょうね。思いついただけじゃなんにもならんし、作品化されてたとしても、どうにかして流通してなきゃ、結局最初に人目につくようになったもんが「初めてのもの」なんですよ。

関係ないけど「日本朝鮮戦争」っていう小説は良策。長すぎるのがたまに傷ですが、現在私は3サイクル目です。続編なんだかパラレルワールドなんだか分からない「新日本朝鮮戦争」はだめだったけど・・・。