楽器・オーディオ 一覧

5年間使用していた「NuForce Icon」というアンプがとうとうお亡くなりになられたので、修理せずに新しいアンプを買うことにした。

私は多少オーディオをかじったことがあるだけの素人で、音楽再生は主にPCでやるので、PCオーディオに適したものがないか探していたところ、最近以下の商品が発売されたというニュース記事を見かけた。

SP192AB 5W+5W超小型AB級プリメインアンプ of PURE SPEED/ピュアスピード(ハイレゾPCオーディオ)

SAYAというメーカーのプリメインアンプらしい。SP192ABが型番であるのは分かるが、「PURE SPEED」ってのはブランド名か?まぁその辺は割とどうでもいいのだが、このアンプ、ニュースを引用したブログとかは多いが、肝心の試聴レビューがほとんどない。Twitterとかあされば出てくるかもしれないが、少なくとも、Googleを使って検索したところによると、レビューはヒットせず・・・。

なので、とりあえず、参考になるかどうかは分からないが、私の貧弱な耳でSP192ABを聴いた感想を書いてみることにする。

1. 機器構成

はじめに、私のオーディオのハードウェアについて書いておく。

まず、音楽再生は先に書いた通りPCである。SYCOMというBTO屋さんで組み立ててもらったミドルタワーのデスクトップ。OSはWindows7で、再生ソフトはFoobar2000。ASIOとかWASAPIとかは使っておらず、ダイレクトサウンドである。本当はASIOとかWASAPIで再生するといいらしいのだが、スクリーンリーダーがおかしくなるので使っていない。

次に、ヘッドフォンアンプの「Black Cube Linear USB」(以下、BCLと略記)を、PCとUSB接続している。これ、本当はヘッドフォンアンプだけれども、スピーカーと繋ぐときはDAC兼プリアンプとして使っている。BCLとPC間のUSBケーブルには、メーカーは忘れてしまったが\7,000ぐらいのノイズフィルタ付きの高音質ケーブルというのを使っている。そして、BCLの電源ケーブルは、PS Audioの「XPD1.8」というやつ。あの、蛇みたいにぶっとい電源ケーブルである。

で、BCLと今回買ったSP192ABをRCA接続しているわけだ。RCAケーブルには、SAECの、0.5mで\5,000ぐらいするやつを使っている。ちなみに、前の「Icon」のAC電源には、無駄にオヤイデの電源ケーブルを使っていたが、SP192ABはただのACアダプタで、しかもアダプタの先はただのメガネケーブルなので、どうしようもなさそうだ。

そして、SP192ABの先には、スピーカーが繋がっている。機種はB&Wの705だ。スピーカーケーブルには、Kimberの、1.5mで\20,000ぐらいするやつを使っている。ケーブル類は、ほとんど型番を忘れてしまった。余談だが、このB&W 705も、5年ぐらい前に買ったものである。中古だったけど。

ハードウェアとしてはこんなところだろうか。

2. SP192ABの形状

もしも全盲の人が読んでいたときのために、スイッチや端子類のことを書いておこう。

まず全面には次の順で並んでいる。左から 1.電源スイッチ、 2.RCA / Stereo Miniの入力切り替えスイッチ、 3.ボリュームつまみ、 4.Stereo Mini入力端子 である。

電源スイッチは、下がオフで上がオンである。入力切り替えスイッチは、上がStereo Miniで下がRCAである。ボリュームつまみは、まぁいいでしょう。

側面には何もスイッチ・端子はない。

背面には、RCA入力端子、スピーカー端子、AC電源端子がある。これだけだ。RCAやスピーカー端子のLRがどっちかは、私に聞かないで欲しい。配列は、背面を正面に見て、左上にRCA、左下と右下にスピーカー端子、右上にAC電源端子がある。ちなみにスピーカー端子は、普通のスピーカーケーブル(銅線)と、バナナプラグの両方が使える。

3. 音質

さて、肝心の音質である。試聴に使うのは前述したハード構成であるから、スピーカーにはB&W 705を使用する。なお、私はIconでしか705の音を聴いたことがないので、スピーカーの特性なのか、Iconの特性だったのか判然としない点が多々あるけれども、そこらへんは適当に他のレビューで補って頂きたい。

あと、もう一つ注意点として、Iconが壊れてから約1カ月、繋ぎのスピーカーとしてBoseの「SoundLink」を使っていた。はっきりいってB&WとBoseじゃ音の傾向が違いすぎて、Boseに慣れてしまったこの耳でまともなレビューができるかどうかわからない。というわけで、いろいろバイアスが掛かっていることを承知の上でお読み頂きたい。

試聴は、SP192ABを2時間ほどエージングさせた後に実施した。

試聴に使った曲は以下の三つで、いずれもCDからExact Audio Copyというソフトを使ってAccurateRipしたファイルを、ロスレス変換(MonkeyAudio)したものである。

  • [クラシック] ベートーヴェン「オーボエ協奏曲」 (イ・ムジチ合奏団)
  • [ジャズ] 小曽根真「WIZARD of OZONE」より 「The New Beginning」
  • [ヘヴィーメタル] Impelliteri「クランチ・スクリーミング・シンフォニー」より 「Rat Race」
★ 全体的な印象

高域にはつやがあり、中域は強め。低域はパワーは無いが品のあるタイトな音である。でも、この特徴は、SP92ABのものなのか、705のものなのかよく分からない。ただ、高域のつやに関しては、Iconを使っていたころにはなかった特徴なので、SP192ABのものかもしれない。

解像度は今市だが、分解能は良好である。何十万円もするアンプとは比べるまでもないけれど、価格帯を考えれば十分高い品質と言える。

ただ、逆に各パートの音がはっきり聴こえる分、まとまりがなくバラバラに聴こえるのがデメリットとも言える。リファレンス的に聴きたい人にとっては良いが、音楽を楽しめるかというと、ちょっと微妙・・・。細かいところに気がいってしまって、音楽全体を楽しむことができない人もいそうである。

楽器としては、やはり生楽器の音は良い。特に弦楽器の音はすてきである。スピーカーの性質もあるだろうが、打ち込みはちょっと厳しいかも、といったところ。というか、全般的に「やっぱり705に5Wはパワー不足か?」と若干思ったりする。

★個々の曲についての印象

では、一つずつ聴いた印象を書いてみようと思う。

まず、ヴィヴァルディの「オーボエ協奏曲」(イ・ムジチ合奏団)である。先ほども書いたように解像度は高くないので定位ははっきりしないが、分解能は高いので各パートの音はしっかり聴くことができる。ホールの響きもまずまず再現できている感じだ。ヴァイオリンの音はなんか今市だけど、オーボエは伸びのあるつややかな音で心地よい。クラシックはあまり聴かないので、ちょっと、これぐらいしか私には評価することができない。

次に、小曽根真の「WIZARD of OZONE」より「The New Beginning」である。一番強い印象は「ドラムの音の切れが良い」であった。乾いたクールなスネアの音はなかなか良い。シンバルが少し耳に付く感じではあるが、ピアノの音も悪くない。また、各パートの音がはっきり聴こえるので、ジャズ独特の「駆け引き」みたいなのも、楽しめる気はする。そりゃ、このぐらいの価格帯で微妙なニュアンスまでは分からないけども。ただ、ウッドベースのビビリ音が若干気になる。

最後に、Impelliteriの「クランチ・スクリーミング・シンフォニー」より「Rat Race」。録音がそうなんだと思うが、ボーカルはやや浮きぎみだけど、はっきり聴こえる。おそらくだが、他の音源と比較してみて、女性ボーカルの方が伸びのある声を出してくれそうな気はする。それで、次にディストーション・ギターであるが、中域が強いためなんか安っぽいアンプに繋いだような音になってしまうが、ジャリジャリした歪みが好きなら悪くはないかもしれない。なんというか、ピックアップがシングルかハムか、割と明瞭に区別できる感じだ。ベースはもともと音源自体があまり強くないので、そこそこといった感じ。だいたい、705がそんなに低音をバンバン出すタイプではないので、まぁ、そういうものかな。ドラムの傾向はジャズドラムと似たような感じである。

4.まとめ

価格帯もそれなりでサイズも小さいので、小型スピーカーを使っている人には、SP192ABはお勧め。

ただ、もう少し大きくてもいいから、端子の配置にちょっと余裕が欲しかったかなというところである。背面側が。

久しぶり。最近、「けいおん」と「Angel Beats!」がマイブーム。聴く曲が「ガルデモ」とかになってきてるし・・・。いや、「VERSAILLES」という人たちも、日本人としては案外イケテルと思った次第で・・・。

ところで、これも最近の話だが、たぶん俺は「をた化」が進んでいく模様である。つい、プリメインアンプを買ってしまった。

もともと夏のボーナスで「Black Cube Stamp」を買う予定だったのだ。BCLを持っているから、セットでスピーカーを鳴らせるシステムとして、BCL+BCSが現状での最適解かと思い・・・。ところが、BCSは本国で現在生産が中断されていて日本に入荷するのも全くの未定だそうで、ぶっちゃけ「とほほ」なわけ。

それで昨日、友人がイヤホンを取りに行くのにつきあったとき、その友人がショップの店員に余計なことを吹き込んだらしく、何故だか知らないが自宅へプリメインアンプを発送する手続きをしてしまっていたのである。っていうか、BCLをプリアンプとして使うのにプリメインアンプを買うのもどうなのかと思いつつ、普通にセパレートでやるんだったら予算オーバーになるので、「パワーアンプへダイレクトで出力すりゃ別にプリメインでもいいのでは?」的発想が生まれ、結果こういうことになっているのだが・・・。

で、今俺の目の前に鎮座しているのは、PMA-2000SEというデノンのプリメインアンプ。現在の構成は下記の通り。

  • 基本音楽はPCで再生(当然ロスレス)
  • PCとBCLをUSB接続
  • BCLとPMA-2000SEを接続し、パワーアンプダイレクトで使用
  • スピーカーはB&Wの705、スピーカーケーブルはキンバーのやつ
  • 電源ケーブルは、BCLにPSAudioのXPD1.8、PMA-2000SEにオヤイデのケーブル。

とりあえず、以前はアイコンをプリメインで使っていたのだが、それに比べるとボーカルの輪郭がはっきりした。そして、全体的に音に厚みが出た。しかしながら若干高域が曇った感じになり、さらに繊細さに欠ける音になった気がする。やはりデノンだ。ポップスとかジャズを聴くならまだしも、これでクラシックは聴いてはいけない。・・・というほどでもないが、まぁ、クラシック向きじゃないアンプだろうと予測してPMA-2000SEを買っただけあり、それは証明されてしまった。

当初は電源ケーブルをBCLと2000SEで逆に繋いでいた。しかし、オヤイデのケーブルは音が柔らかくなる分低音がぼけるというデメリットがあるため、プリアンプに堅めの音が出るXPD1.8を付けることにより、とりあえずは安っぽい低音が出ないようにはなった。

そういうわけなのだが、ひょっとしたら今の俺の機器構成ってあんまり良くないのかもしれない、とか思いつつ・・・。2000SEにはIkonというスピーカーが非常に愛唱良いらしいのだが・・・。いやいや・・・。

ちなみに酔ってる。なんか、物を書く気になる酔っぱらい方だ。さっき、Angel Beats!を見て号泣してしまったからなのか、いや・・・ちょっと、ハロウィンって感じだ。そう、カボチャを切断したときの切断面みたいな顔してる女がいたらすごいな、と、ちょっとだけ、ちょっとだけ想像しただけなんだ。

さらに余談だが、何故ゆりっぺはM92Fを使っているのか?レビのまねか?「ハンドガンならとりあえずベレッタかグロックにしとけばいいんじゃね?」的発想が Angel Beats! からは読み取れちゃう俺。どうせなら、M4とかAK47とかMP5とか使えよ!そもそも狙撃手がいないってどういうことだ?全員ポイントマンか?っていうか、銃を使った戦闘って時点で現実感あふれまくり。もっと、魔法とか使えばいいのに。まぁいいや。

それでは、トイレに行ってくる。

かなり久しぶりなので。ちょっとばかり近況報告を・・・。

ギターを買った。4年ぶりに1本購入したわけだが・・・。ちょっと話を聞いてくれ。

友人の某K氏が、(ケースに入れるとアコギにしか見えない)ヴァイオリンベースを買ったというので、ちょっと俺も楽器を見に行こうと、仕事帰りに楽器屋に立ち寄ったのである。今はレスポールを使っているのだが、「ストラトもいいなあ」と、最近になってまた思うようになったので。

とりあえず店員に「ジャクソンスターズのってありますか」と聞いたら、数は少ないがあるらしい。けれども、予想通り、全部ピックアップはハムだし、ブリッジはフロイドローズらしい。フロイドローズはメンテナンスが面倒だし、ハムは今以てるやつで十分なので、ジャクソンスターズはやめることにした。でも、どっちかっていうと変形ボディーがいいなあという思いもあったので、「シングルピックアップで固定ブリッジで変形型のモデルって他にありますか」と聞いたら「ありません」と言われてしまった。

しょうがないので、今度はフェンダーUSAを見にいった。で、いろいろと聞いていると、「サドウスキーっていうメーカーのストラトもありますが」と進められた。フェンダーとサドウスキーと両方弾いてみたが、音も弾きやすさもサドウスキーの方がいい。っていうか、ちょっと、「ストラトのディストーションっていいね~」などという思いを抱きつつ、どうするか弾きながら40分ほど思案した。

いろいろと葛藤はあったものの、店員に「デビットカードって使えますか」というしてはいけない質問をついにしてしまった。それが運のつき、「はい、使えます」という悪魔の御返事。

そういうわけで、サドウスキーのRSというギターを持って帰ってきてしまった。中古の良品だったものの、1ヶ月分の給料に近い額を支払ってしまい、今非常にひどい状態なのである、財布が。

ということで、本日はスタジオに行って、ストラトとヴァイオリンベースで合わせてきました。グレート!金ねえ!

そうそう、先週きましたよ、ボジョレー・ヌーヴォー。相変わらず「ニューヴォー」って打ち間違ってしまうのだが・・・。深層心理は恐ろしい。

で、飲んでみたけれど・・・。あの、すいません、普通のワインですよね?元々ワインなどあまり飲まないので、普通のワインとどう違うのか分からない。とりあえず、ワインであるのは分かるので、肉と一緒にいただきましたよ。もちろん赤だったんで。

いや、肉と一緒に食べたつもりになっていたけれど、実はピザと一緒に食べたんであった。う・・・最近記憶があいまいで・・・。

関係ないけど、最近真面目に脳がやばい気がする。物の名前がすぐ出てこないし、言いたいことは頭の中にあるのにすぐ声に出せないことがある。というか、根本的に会話が少ない。平日は仕事中、先輩と二言三言だけ確認程度の会話をするだけで、帰ってきても疲れていて人と話すことがない。まぁ通勤途中に出会った人と少し会話することはあるけれど、まともに会話してるのって土日だけかもしれん。しかも、最近土日の一方は家でパタってるので、今までより話さない。こうして文章を書くことは多いのだが、声に出して会話することが非常に少ない人生を送り始めている。やばい気がしてきましたよ☆☆

ところで、オーディオのはなし。

うちにヘッドフォンアンプの Black Cube Linear USB がある。ただし、どちらかというとスピーカーで音楽を聴くことが多いので、「DAC付きのヘッドフォンアンプ」ではなくて「ヘッドフォンアンプ付きのDAC」化しているのであるが。立場としてはDR.DAC2みたいなもんである。

で、これに PSAudio の XPD1.8MK2 という電源ケーブルを繋いでいた。でも、これでも良い音なんだけど、音が固いのだ。なんというか、キンキンしてるわけではないのだが、長時間聴いていると疲れる音だったのである。しかもこのケーブルは取り回しが非常に悪い。太い上に固いので。

そこで、昨日オヤイデのL/I50というケーブルの中古を買ってきて付け替えた。そうすると、全体的な輪郭は多少ぼやけたような印象になるものの、低音の量が増し、音に暖かみが出た。原音忠実製はXPDの方が高いような気もするが、聴いていて心地よい音はL/I50の方だ。

ということで、XPD1.8MK2は箱にしまわれることになった。うーむ、邪魔だなぁ。だれかいりますか?

今日秋葉原へ行った。で、ダイナミックオーディオへ行った。最近は、秋葉原へ行くこととダイナミックオーディオへ行くことが同義になっているのが少し悲しい。

今日はカナル型イヤホンに手を出してみようと思っていた。

その理由としては、ポータブル用途で購入したReference510に次のような不満があったからである。

  1. 装着すると髪にヘッドバンドの後が残る。自宅でヘッドフォンをして髪に後が残るのはまぁいいとして、外出先ではいやだ。
  2. かさばる。折りたたんでも、小さい鞄に入れておくにはじゃまくさい。
  3. ノイズキャンセリング機能が大したことない。ヘッドフォン自体の遮音性も低くはないけれど、地下鉄ではやはり走行音が気になる。

俺はカナル型は嫌いなのだが、髪に後が残らず、小さく、遮音性も確保でき、音が良いものとなるとカナル型という選択肢を選ぶしかないと感じたのである。

というわけで、今日聞き比べてみたものの感想をば。

初めに、ER4Sというものを聞いた。広域が良く出るヘッドフォンで、MP3を再生している割には綺麗に聞こえる。解像度はカナル型ということでそんなに際だってはいないが、分解能は非常によろしい。けれども低温の量が不足気味だと感じる。クラシックにはいいかもしれないがポップスやロックにはあまり向いていないと思った。

次に3Studioというイヤホンを試聴した。Ultimate Earsの製品だ。こちらは、先ほどのER4Sに比べて高域は出ていない。あくまでも比較であるが、ER4Sに比べて曇った感じに聞こえる。しかし、分解能はそこそこよく、低域も出ている。迫力のある低音というわけではないが、おちついた感じで、全体としてバランスの取れた音に聞こえる。それでいて音の切れが悪くないので、聞き疲れせず使用できそうな印象だった。

最後にDENONのAH-C700というものを聞いた。こちらはハウジングが金属でできている。こちらはすごい低音だ。すごい低音が出るので、まぁ迫力はある。けれども、その低音に音がうもれている感じだ。ただ音の切れはよくて、これ、ヘヴィーメタルとかハードロックを聞くのにはなかなか良いかもしれないと思った。ただし、前述のように音が低音にうもれてしまうような感じなので、分解能はこれまでの2つに比べて良くない。それに、低音が出すぎるせいで長時間聞いていると疲れそうだ。今はいいけれども、仕事帰りとか、身体的・精神的に疲労しているときに聞きたい音じゃないと思った。

ここまでで、ER4Sは除外である。したがって、残りの2機種で、同じソースを聞き比べたりして、20分ほど両方の音を検討した。おちついたバランスの良さを取るか、迫力を取るか。

結局、俺はバランスを重視することにした。ということで、ダイナミックオーディオを出るときには3Studioの入った袋をぶらさげることになってしまった。あぁ。俺ってだめな人間だなあ。

「iPod Nano」の一番新しいやつを買ってしまった。というのも、とあるメーリングリスト上で「新しい iPod Nano はメニューとか曲名を音声でしゃべる」という投稿があったので。

で、昨日TomG氏にその話をしたところ、かなり興味を持ったようで、二人でいろいろと調べていたわけだ。そうすると、 Enabling Spoken Menus on iPod nano (4th generation) という情報を見つけた。このページの要点をまとめると、

  • 第4世代 iPod Nano はメニューとか曲名とかアーティスト名を読み上げる。
  • 読み上げは、iTunesで同機するときに、PCの音声エンジンを使って作成される。

という感じ。で、簡単な手順も書いてあった。iTunesで「音声メニューを使用する」みたいなチェックボックスをオンにしてから同機すればいいらしい。

で、これはいいぞとばかり、ついビックカメラに足を運んでしまったわけだ。金曜日に発売して、すぐ売り切れてしまったのだが、今日やっと入荷したらしい。まだ発売して2日しか経ってないのに既に売り切れていたんですか。しかも2回目の入荷分も、既にブルーとグリーンの色は売り切れ、俺が買おうとしたイエローも直前に売り切れたらしい。

しかたないので、オレンジの16GBモデルを買ってきた。本当はブルーがよかったけど売り切れたんじゃしかたない。

そして使ってみた感想。結果的には素晴らしい成果であった。が苦労もひとしおであった。

まず、買ったばかりの状態では言語選択をしなければならないようだ。ここでつまずいた。というか、初めは言語選択をしなければならないことが分からず、この画面は適当にいじってしまったのだ。これにより、俺はスウェーデン語を選んでしまったことが後に判明する。

で、とりあえずiTunesで同機。わけが分からんがiTunesを頑張って使う。上の情報ソースに書いてあったように頑張ってやった。

すると同機するとき「音声エンジンを変更してください。iPodの言語はスウェーデン語に設定されているため、スウェーデン語に対応した音声エンジンを選択することを推奨します」という趣旨のメッセージが表示された。なんと!英語でもにほんご日本語でもなくスウェーデン語かよ!!ごめんなさい☆

そういうわけで俺はなんとか言語設定を変更しなきゃならん。

とりあえずウェブで 「iPodを向上出荷時の設定に戻す」方法 を調べ、Nanoを初期化してみた。

すると本体の方では言語選択が表示されたようだ。なんか、「language」とかしゃべりやがった。

そこでそのまま真ん中の決定ボタンを2,3回押す。これでたぶん言語選択は終わった。

実はこの状態ではおそらく英語が選ばれる。とにかく、日本語化英語になってればこのあとなんとかなるだろう。

そこで英語エンジンを設定してiTunesで同機させてみると、おお、英語をしゃべったよ、iPod Nanoが。英語の曲名とかアーティスト名を読んでいるし、メニューも英語で読んでいる。これは素晴らしくないか?

で、TomG氏と話しながら言語設定を探して適当に設定したら、なんと、言語が日本語になったよ!偶然だけど、たぶんこれは毎日の俺の行いが良いからだろう。

そういうわけで俺のiPodはメニューも日本語になった。後で分かったが、次のように操作すれば、とりあえず言語設定を日本語にできるらしい。MLに投稿した文章をそのまま貼り付けなので文体が違うけれど気にしないように。

  1. ひとまず言語設定を終えたら、カーソルの上キーを押します。すると設定が現れるのではないかと思います。たぶん再生中でも停止中でも設定が現れるはずです。
  2. 次にカーソルを左方向になぞり、「ピ」「ピ」とビープ音が鳴らなくなるまで操作します。
  3. そこからカーソルを右になぞり、「ピ」というビープ音が5回鳴ったら決定ボタンを押します。
  4. 2.と同じ操作をします。
  5. そこからカーソルを右になぞり、「ピ」というビープ音が6回鳴ったら決定ボタンを押します。
  6. 2.と同じ操作をします。
  7. そこからカーソルを右になぞり、「ピ」というビープ音が2回鳴ったら決定ボタンを押します。
  8. 上キーを何度か押してください。おそらく設定メニューに戻ります。

言語を英語にしたければ、たぶん6.の後に決定ボタンを押して8.の操作をすればいいのではないかと思われる。

そういうわけで、とりあえず iPod Nano が日本語をしゃべっております。

もっと慣れてきたら、体系化された形で使用方法をまとめようと思います。

ALR/JORDANのスピーカー、Entry Siのブナ木目というのをつい買ってしまった。スピーカーを鳴らせるアンプがなかったので、NuForceのIconというのもついでに。あぁ、俺はだめだめな人間だ。

というか、もともとこんなものを買いにいったのではないのだ。土曜日の午前中治療院に行った帰り、一緒に行ったTomG氏がどうしてもヘッドフォンを見に行きたいというのでしかたなく中野のショップへ行ったのである。そこで俺はMDR-SA5000に聞き惚れている彼を見て安心してしまったのがまずかった。

彼のなじみの店員さんがやってきたところで、"俺がスピーカーを見たがっている"ことにされてしまい、なんだかスピーカーの前につれてこられたのだ。そして上記のスピーカーを聴かされたのである。

試聴するためにあちこち配線をいじってもらったうえに、このEntry Siだが展示処分品で定価の60%ぐらいの値段なのだそうだ、しかも1本。そこで聴いて微妙に「あぁ、いい音がする」と思ってしまい、いろいろ尋ねていると、そのうち店員さんがとんでもないことを言い出した。付属品は何かと尋ねると「あぁ、今箱持ってきてるからさ、待ってて」だと。あの・・・頑張って試聴させてもらったうえに、倉庫から箱まで持ってきてくれてるんですか?なんて**親切**な店員さんなんだろう。

そしてこのざまだ。あぁ、やっぱり俺はどうしようもないあほだ。

せっかく買ったので、 Entry Si + Icon での感想を書く。まだこの組み合わせで1時間ほどしか鳴らしてないので、エージングが済んでないかもしれんが。


接続方法について述べる。まずDACは Black Cube Linear USB のDACを用いる。BCLとIconを、何故か手元にやってきたAccuphaseのRCAケーブルで接続。Iconと Entry Si をIcon付属のスピーカーケーブルで接続した。

まず、Iconだが、保護回路がついてないのか、電源を入れるとプツッとノイズが乗る。やめてほしい。

音だが、繊細でクラシックには向いていると思う。だがそんなに特徴的な音という感じでもない。低域がそんなに出ないので、壮大なオーケストラより室内楽などの小編成の音楽が向いていると思う。

Jazzはまぁまぁ聴ける。ピアノの音はきれいだと思ったし、ホールなどでの録音は雰囲気もそれなりに伝わってくる感じだ。

ところがロックやポップスはぜんぜんだめである。繊細な音であることが災いして迫力がない。逆にいえばポップスでも静かな曲は聴けるかもしれないが、ロックやメタルは完全にアウトだ。低域も不十分だし、エレキギターなどの音はあまり切れがよくない。

ただ、低域の量は不足しているが、低音が出てないわけではない。むしろ、その辺の安いアクティブスピーカーに比べれば心地よい低音だと思う。低音を楽しむのには向いていないが、低音楽器、具体的にはベースなどの音色を楽しむのには困らない。ただし柔らかな感じの音なので、ガシガシしたベース音はちょっと難がある。

次に接続方法を変えてみよう。IconにはUSBがついている。ので直接IconとPCをUSBで接続して鳴らしてみた。

が、ぶっちゃけさっきより音がよくない。全体的に音が薄くなった感じで音場も狭い。やはりBCLのDACには勝てなかったか。まぁBCLはプリアンプにもなるわけだしね。


そういうわけで、じつはロックならB&WのCM1の方がよかったのではないかと思う昨今。さて、私はクラシック派になろうかな。そうそう、クラシックが分かると教養のある人だと思われるだろう。でもじつはロックが好き、みたいな、そういうノリで。

まぁ、課題な日々でしたよ、今日も。

気晴らしに川田まみの「Joint」を真面目に音取りしようと思いまして、やったわけですよ。とりあえず、1時間ほどでそれとなくコピー完了。完コピではないけど。もともと外観だけはつかんでたし。

つうか真面目にこうやって音取りしたのって、1年ぶりぐらいかもしれません。適当に弾ける曲は結構あるんだけど、いい加減に音取ったらそれで終了って感じで今まできてて、そろそろなんか真面目にコピーしないとなぁと思ったのが今日だったもんで・・・。

で、弾いてるときはまぁそれなりに聞こえるんだけど、客観的に聞いたらどうなんだろうと思い、曲に合わせて弾いてるのを録音しようかと思ったわけです。

PCにはUA-4FXが繋がってるので録音デバイスはもちろんこれです。で、ME50のACアダプタがぶっ壊れている+乾電池が無くなったので、しょうがなくギターもUA4FXのエフェクタを使って鳴らしています。ああ、しょぼい。

で、どうやって録音しようかと思って結構悩みました。単純に考えると、UA4FXを使って曲を再生しながらギター入力をモニターすれば両方いっぺんに聞こえるから、それを他の録音デバイスに出力してやれば良さそうなもんですが。

とりあえず普段再生専用に使っているSE200PCIのデジタル入力とUA4FXのデジタル出力を繋いで録音しようとしたんだが、なんだ、録音できねえ!!まさか、SE200PCIのデジタル入力をソフトウェアの方で有効にしないといけないのか?SE200PCIのコントロール画面はJAWSで操作するにも勇気がいるので、できれば触りたくないのだが・・・。ってことで触らないことに決定!

次に思いついたのはDR.DAC2を使う方法。確かDR.DAC2って再生している音を録音できる機能があったよなあと思いつつ、録音デバイスをDR.DAC2にして録音してみる。なんだよ!録音できねえじゃねえか!USBで入力した音も、普通のオプティカルで入力した音も、アナログで入力した音も再生しないし。なんだよこれ、どうやって録音するねん?ってことでこの方法も却下。

ということで、次はSE200PCIで再生した音をUA4FXに入力してギターの音とミックスすればいいんじゃないか?ということでやってみた。したら、なんだよ、ギターを歪ませるためにディストーションかけたらラインの音まで歪まないでくれ!!ってことで却下。

うーむ、困った。どうしよう。そうだ、ICR-PS285RMというICレコーダがうちにあるじゃないか。買ったけどあんまり使ってないこのICレコーダを今こそ使うときではないか!!

でもICレコーダで録音すると、ギターの生音も入っちゃうからほんとはあまりうれしくないんだが・・・。でも他に方法がないので、しょうがなくスピーカーから曲とギターを両方鳴らして、それをICレコーダで録音しておきました。

そして夕食を作っているとき、「う・・・録音ソフトは4トラックのMTRソフトなんだから、実は1トラックに曲を読み込んで、2トラックにギターを録音すればいいのではないのか」というものすごく当たり前の事実に気づき愕然としたのでありました。

なんだよ、機械をあれこれ接続しなくても、これでいけたじゃん!俺ってばーか。

ちなみに4トラックのMTRソフトというのは、 「WavMixer」 というやつです。音声環境でも使えるのでどうぞ。

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プロフィール

結論の出ない駄文を残すことが趣味です。ついでに頭でっかち。
視覚障害(全盲)です。誤字脱字は、どうぞご勘弁ください。

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