ちょっと前にFILCOのFKBT108Mというワイヤレスキーボードを買った。有線のモデルをこれまで使っていて非常に気に入っていたため、無線のタイプも欲しくなって買ったのだ。

確かにこれは非常によろしい。無線方式はBluetoothなのだが、アダプタが標準で付属してくるため、買ってすぐ使える。

ペアリング作業について。テンキーの-の上にペアリング作業用のボタンが着いている。ここを5秒間押し下げたままにしておくと、ペアリングのレッドが点灯するので、そうしたらボタンを離す。すると今度はレッドが点滅するので、これが点滅している間にPCからBluetoothデバイスを検索してやればいい。レッドが点滅している時間も5秒なので、あまりゆっくりはしていられないが・・・。

後はパスキーを自動的に割り当てる設定にして、表示されたパスキーをこのFKBT108Mのテンキーで入力し、テンキーのエンターを押せばセットアップ完了である。ただしパスキーは30秒以内に入力しなければならないので、これもちょっと急がないといけない。

やや検索動作のところでとまどったがなんとか設定できた。

使い心地はすこぶるよろしい。いや、素晴らしいと言って良いだろう。ただ問題なのは、打鍵音がうるさいので、PCと離れた場所で使っていると、打鍵音にスクリーンリーダーの音が負けることがある、ということだろうか。これはスピーカーの音量を上げるなり、ヘッドフォン(ワイヤレスならすてき)を使えば解決する問題。

で、ここからは余談なのだが、bluetoothのセットアップ後PCを移動させた。スペースの関係で机の下に持ってきたのだ。ところが、そうすると、椅子という障害物のせいなのか、FKBT108Mが使えなくなっちゃったじゃないか!!

ここは気を取り直してPC本体にではなくUSBのHUBにアダプタを刺してみる。それでもぜんぜんだめだ。HUBは机の上なんだから大丈夫だと思うのだが・・・。

もっと余談だが、このHUB、去年の夏頃に買った「金塊USBハブ」というやつだ。重さが2kgあって、片手でUSBの抜き差しができる、というのがうたい文句だった。確かにそれはできた。けれど、USBメモリを刺して書き込みをしていたら「書き込み遅延エラー」というなんだか怖いメッセージが出るし、キーボードを繋いでいたら突然ワープロの画面に「すすすすすすすすすすす・・・」などと同じ文字が大量に入力されたりと、訳の分からないことになってばかりいたのだ。

こんな適当なハブだから、bluetoothアダプタもうまく動作しなかったんだろう。しょうがないから、PC本体に延長ケーブルを刺して、その先にbluetoothアダプタを繋いで机の上に出るようにしたら、ちゃんと使えたぜ!!この野郎。

はあ、USBハブの買い換えも検討しよう。