Blu-Rayドライブを買った。最近流行なので。で、困ったことがあったので、スクリーンリーダーのユーザ向けに、一応レポートである。

購入したのは、I-Oデータの「BRD-SH12B」という機種。内蔵型である。問題が起きたのはソフトウェアのインストールの際のこと。

先に結論から書くと、

  1. 紙に書いてある認証IDを読んでもらう必要あり
  2. JAWSを使わないとインストールは難しい

である。とりあえず以下説明。

まず認証IDだが、Blu-Rayの再生ソフトをインストールするのに必要である。インストール画面に表示されるウェブサイトにアクセスして、認証ID入力/アプリケーションの有効化コードを取得する必要があるのだ。しかたないのでこれは読んでもらった(GWで実家にいたので家族に)。

次にソフトウェアのインストールであるが、JAWSでないと難しい。添付ソフトには、書き込みように「Nero」、ビデオ再生/編集用に「WinDVD]と「DVD Movie Writer」が付属してくるのだが、いずれも微妙にインストールが・・・。

Neroであるが、技術的にいうと、スタティックなウインドウが全面に出てきているために、「次へ」とかのボタンがキーボードでフォーカスしない。そのためJAWSを用いて、JAWSカーソルでボタンクリックしなければならない。実は、インストールのキャンセル操作(Alt+F4を入力)してから、「キャンセル操作のキャンセル」をすると、フォーカスを移動できたりするのだが、1画面ずつそういうことをやるのは面倒だし、この方法ではうまくキーボードフォーカスできない画面もあった。

WinDVDとDMFであるが、インストール画面そのものは読むものの、いったんフォーカスを別のウインドーに移すと、戻ったときに何故か全くキー操作できなくなる。こんなインストーラは初めてみた。インストール中にチャットがきて返事を打ったりしていたらこの状態になり、何度かインストールをやり直すはめになった。

とりあえず説明は終わり。ここからは念のための補足。

  1. インストール・ランチャーを使ってインストールすること。上記ドライブ付属のランチャーはスクリーンリーダーで使用可能なのできちんと使うこと。たまにランチャーが使えなくて、CDの中のインストーラを直接起動して作業する人がいるが、これをやるとソフトを起動したとたん、アプリケーションエラーでさようなら、ということになる可能性がある(俺はそうなった)。どうも、WinDVDとDMFの有効化作業は共通で行うらしく、メタプログラム側でそれをやるので、個別にインストールするとおかしなことになるらしい。
  2. インストール前にWMEを削除しておくこと。WMEインストール済みの状態でDMFをインストールすると、途中で「インストール済みです」とエラーが出る。で、何故かちゃんと起動しないと・・・。全く、それぐらいでインストール失敗するなよな。ただ、DMFがインストールするのは英語版WMEなので注意のこと。

ちなみに何故Blu-Rayドライブを買ったのかというと、最近アニメの映像作品に着いてくる得点が、Blu-Rayの方が良いのだ。市場をBlu-Ray化するための戦略なのだろうが、・・・なんというか、戦略に乗らざるをえない状態な俺がこの先心配。