通勤電車での会話。大学生っぽい人がこんなことを言っていた。

「社内放送で、よく『押し合わずに降りてください』って言ってるじゃん。そんなの無理だよな。だって、押されるもん。だいたい、何でみんなそんなに急ぐのか分からない。急がずゆっくり降りろよ。そりゃ時間がなくて降りれなくなるかもしれんけど、それはそいつが悪い。」

この人は自問自答していることに気づいてないだろう。この人の疑問である「何故急いで降りるのか」という疑問の答えは、間接的には「時間がなくて降りれないこともある」ということなのではなかろうか。降りるべき駅で降りられないのは大変だ、だからみんな急いで降りようとする。結果、電車から降りるとき、みんな人を押すのだ。

最近、そういう細かいことが気になるもので・・・。でも、そいつの連れが言った一言には俺もつい共感してしまった。「最初に押すのってだれなんですかね」。そうだ、誰だ、最初に押すのは?!誰かが押すから連鎖的にみんなが人を押すのだ。だから、だれも押さなきゃ押し合うこともない。けれど、さっき言ったように、満員電車は人が人を押すような心理的効果を内包しているので、結局「最初に押すのってだれ?」という疑問も、方向性がよく分からない疑問なんじゃ?

っていうか、明日もまだ仕事じゃん。うぜえ!酔っぱらっていい気分なんだ、俺は。会社行きたくねえ!マジだりぃ。いろいろ理不尽というか、そんなことばっかりだよ。

この前、運良く資格試験に合格したけれども、だからって会社での状況が変わるわけじゃない。なんだよ、いったい。このままじゃ、俺はスパゲッティーを食べるぞ!無いけど。