先日「戦闘糧食II型」について紹介した。そのときは1食だけ、手順の確認も含めて食べたわけであるが、あと2食残っていた。それで、まあ、ずっと箱を置いておくのも邪魔なので、残りの2食も食べることにしたのである。

以前の記事で書いたように、今回入手した戦闘糧食は、加熱材に水を加えるタイプである。説明書には150mlの水と書かれていたが、非常時に計測できないかと思い、とりあえず、ペットボトルから適当に水を流し込んで温めることにした。

これがまずかった。ちゃんと、150mlの量を計らねばならなかった・・・。

しばらくして瞬間的な加熱が起こり、水蒸気が発生する。この前やったときは、確かに同じような感じだったが、なんか、今回は勢いが良い気がする・・・。目分量でやったら水が多すぎたのだろうか?

と思っていたら・・・。なんと、火災報知器がピーピーと甲高い音を立て始めた。インターフォンも何か怪しげなプルプル音を発している。どうやら、水蒸気がすごかったらしい。あっという間に自宅のリビング、というか、狭いマンションの1室は、どうしたらええのん?的な状態になってしまった。

音がうるさいので、あまり気乗りはしなかったが、窓を開けて、換気扇を全開にして、加熱中の糧食を換気扇の下に移動させる。その後、非常ベルの停止スイッチをあれこれ探し回り、15分ぐらいかけて、やっと騒ぎは収まった。まあ、その後警備会社がやってきたのは、いうまでもないが・・・。

ということで。

  1. 戦闘糧食を加熱するときは、窓を開け、通気性の良い状態でやるか、もしくは換気扇のしたでやりましょう。
  2. 通気性を良くしても、火災報知器の真下ではやらないようにしましょう。

まあ、火が出たわけじゃないので警備会社的にも問題はなかったんだけど、みなさん気をつけましょう。はい、私も。