飲食店のタッチパネル端末でもアクセシビリティを!

以下は「こういうものがあったらいいのに」と思ったことです。

先日、弱視の友人と居酒屋へ飲みに行きました。その店は普通に活字のメニューも置いてありましたが、タッチパネルの端末でテーブルオーダーもできるようになっていました。

通常であればタッチパネル端末から注文できるのは便利なことだと思いますが、全盲の私や弱視の友人が直面する問題は「画面が見えない(または見えにくい)ために端末を利用できない」ということです。特に、弱視の場合は活字メニューは読めても、タッチパネル端末では画面の明るさや解像度などの兼ね合いで文字を読めないこともあるようです。

せっかく楽しくお酒を頂くので、注文ぐらいはスムーズにやりたいもの。

個人的には、タッチパネル端末を導入するのなら、いっそiPadにして、VoiceOverでも読めるアプリをインストールしておいて欲しいなあと思います。

Webサイトなどの記事を読んでいると、テーブルオーダー用のタッチパネル端末には、おそらく組み込み用のWindowsが使われていると思われます。これについては、機種の汎用性やアプリケーション開発の自由度でいえば、iOSに比べるとWindowsが優位ですから納得できます。

しかしながら、「組み込み用のWindowsにアクセシビリティ機能って実装されているんだっけ?」という問題があったり、あったとしてもお店の端末では勝手にアクセシビリティ機能を有効化することはできないはずです(そういう風に設定しないと、客が勝手に端末設定を変えて困ったことになりますから)。

これがiPadになれば、基本的にOSはiOS1種類ですし、アクセシビリティ機能もデフォルトで入っています。ユーザーによる設定変更をどこまで制限できるかはよく分からないのですが、iPadを導入している回転寿司チェーンで端末を勝手に操作してた人がいた気がするので、おそらくアクセシビリティ機能を有効化することはできるでしょう。あとは、メニュー表示/注文用アプリもきちんとアクセシブルにしてもらえば、視覚障害社でもテーブルオーダーが可能になります(ただ、なんとなくアプリ開発は一番ハードル高そうかなあと・・・)。

そして、テーブルオーダーができるようになると、全盲にとって「メニューをいちいち読んでもらわなくて済む」という副次的な効果も得られます。どちらかというと私はこちらの方が有り難いです。友人やお店の人にメニューを教えてもらえば基本的に注文はできますが、例えば全部で40種類ぐらいメニューがあったとして、全部読んでもらっても覚えきれませんし、そうすると何度も同じことを読んでもらうはめになります。ですから、

気兼ねなくメニューを選べるという意味でも、テーブルオーダー用のタッチパネル端末のアクセシビリティには、是非とも取り組んでもらいたいなあと思う次第です。

ちなみに、「iPadを導入してほしい」と最初の方に書きましたが、正直、使えればなんでもいいです。単純に私がiOSを使い慣れていることと、現状タッチ操作をするならVoiceOverが一番洗練されていると感じているだけです。

以上駄文でした。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です