こんなことを、この場で書いてもしょうがないんだけど、でも書かないのは書かないでうっぷんも貯まるし、書くのだけれども・・・。

最近あまり心身共によろしくない。まあ、どっちかっていうと精神面が非常にまずいことになっている。自覚できているうちはまだいいんだけど、制御できなくなったら・・・というか、もう制御できなくなりかけているので困ったものである。

まずは金遣いがおかしい。バランスシートを書けと言われたら明らかにNGなレベルである。PRSのギターとESP Horizonをオーダーしている時点で、婚約指輪が二つほど買えるぐらいの値段にはなってる。他にも、PCモニターの代わりにテレビを買ったり、コーヒーメーカーを買ったり、異常に宅配ピザを注文したり、ビール(プレモル)を買ったり、あと楽器周りでいうとコンパクトエフェクタとかミキサーとか買いあさった。

「どこにそんな金があるんだ?」と言われれば、まあ、あるにはあったんだけど、半分はローン。これから重くのしかかってくるのだ。

次に、今までに無くストレスがたまる。っていうか、生きてることがストレスに感じる。路を歩くにしても人に気を遣ってるし、電車は人だらけだし、会社は会社で読めないExcelオブジェクトを(なんとかテキスト変換してもらってはいるが)読まなきゃならんし、家でタバコ吸えないし(ただしこれは開襟すればいいんだけど臭くなるからいやだ)、通勤しなきゃならんし(30分ぐらいならいいけど片道1.5時間はやっぱ長い)・・・。いくつかは自分の選択によるものなので、まあそれをなんとかすりゃいいのだが・・・。

あと、これが最も深刻なのだが・・・。最近、自分が何者なのか分からない。自分が何者で、今何をしていて、どこへ向かっているのか、ふわふわしている。もちろん、パソコンで文字を打ってるとか、そういうのはあれなんだが、人生の進み方的なこととか、日々の過ごし方的なこととか・・・。

僕はお金をもらってITの仕事をしている。でも、趣味では楽器も好きだし、IT(仕事とは別の領域)も好きだし、酒も好きだし、朝のテレビを見ながらツイッターするのも好きだし、野球も好きだし、アニメも好きだし、音楽も好きだし、討論番組も好きだし・・・。

そして、たぶんこれが核心なんだけど。「こんな生き方をしてみたい」というモデルの人とか、モデルの分野が自分の周りに溢れていて、それが先行してしまってをおいてけぼりにしている。

おいてけぼりにされたは、サボタージュという形で今の僕の生活に出現するわけだが、前述のように金遣いがおかしいので、例えば明確なビジョンがあっても、そこにたどり着くための行動が伴っておらず、ほんとにただの非生産的な時間を死んだように生きているだけの、存在価値のない自分がここにいる状態になってしまってる。

こうなってしまっている要因は、おそらく次のとおり。

  1. 仕事にやりがいが感じられない。去年仕事を辞めるときは、引き継ぎなんかがそれなりに大量にあってモチベーションも高かったのだが、今の仕事は、生産性を求められるわけでも無く、全体的なスケジュールはあるものの個別スケジュールはそこまで僕には重視されないので、優先度もつけようがない。そして最悪なのが「オブジェクトだらけのExcelファイル」。もちろん読める形に直してはもらってるけど、それでもすべてが分かるわけではなく、やむを得ず、オブジェクトのセル番地を頼りにいったいどんな図が書かれているのか理解する日々・・・。発狂しそうだ。まあ、これについては、先ほど上司からLINE責めにあって、ちょっと、薬品の力もあって言いたいことを言ったので、何科変わるかもしれない。ただ、仕事に変化があっても、以下の要因がある限りは何も解決しないかもしれない。これは上司には内緒だけど、まあどうせ読んでるだろうから、おさっしください。
  2. 将来自分のやりたいことが見えてきた。去年一度目の転職をしてすぐ辞めたあと、二度目の転職をするまでの期間、基本的には会社勤めを考えて活動していたわけだが、ちょっとだけ、別の路を考えてみたこともあった。フリーランスだ。まあ僕の力量じゃ無理なことは、履歴書を書きながらすぐ理解したのだけれど・・・。しかし、とりあえず就職できて、経済的な基盤が整ってくると、そのとき考えていたことをちょっと真剣に考えるようになり、いくつかビジョンができてきた。いずれも、事業として成り立つかは不明だし、今の状態では財力も人脈も知識もない。けれど、ずっと会社勤めをしていれば安定的な給料が保証されるであろう今の会社も、やっぱり一度目の転職を考えたときに「この先晴眼者の世界で生きていけるのだろうか?」という不安がよぎったように、同じ不安が再燃してきている状況。採用担当の方には「末永く・・・」と法定雇用率の臭いがプンプンする言葉を言われ、口頭で僕も「はい」と言った。でも、様々なことが変革しようとしている今、障害社にはそれがベストなキャリア設計であったとしても、やりたいことのビジョンがある程度固まってきてしまった今、僕にはそれが難題なのだ。ただ、生活のこともあるので、経済的に、ビジョン通りのことに専念できるかは分からない。だから保険もかけておきたい。具体的にここには書けないが、そういう微妙なことができるものか・・・。ずっと考えている。むしろ、今やるべきことを差し置いてそっちをよく考えている。

まあ、いろいろ思いはあるのだけれど、そういうことを考えていると、全然寝られなくて、ここのところ毎日1時間か2時間しか眠れていない。キーボードたたくのやめて寝る準備しろというご指摘もあるだろうが、まあ、それは今はできない。

あと、朝頑張って仕事行って帰ってくると、なんかそれだけで疲れ切ってしまって、もう野球を聴くぐらいしか気力が残ってない。そして致命的なのは、その次の日、身体が動かないのだ。寝られないから起きてはいるんだけど、起き上がれない・・・。そういう悪循環もある。

20代前半のときは、ほんとにこんな風に体調を崩すこともなかったんだけど、なんで僕はこうなってしまったんだろうか・・・。

ときどき、外国では視覚障害社はどうやって働いているのか気になることがある。あっちは有期雇用で働くのが一般的なのであるが、その辺のことを踏まえて、日本と外国ではどっちが働きやすいんだろう、障害社は。まあ、アメリカと欧州で差はあると思うけど、でも、三十路を前にして、一度そういう世界に飛び出してみたいという気持ちも、ちょっとはある。英語話せないから無理だけど。

でも、ツイッターのフォロワーさんで海外経験のある視覚障害社の方のツイートを拝見していると、語学力とか生活経験はベースとして必要だけど、向こうの方が、今より夢を持って働けそうな気もする。まあ、僕には夢物語だけど・・・。

日本史か知らない僕は、生きているうちに、アメリカぐらいには言って、向こうの視覚障害社とも交流したいなあと考えていたりはする。実現できるかどうかは僕の行動次第なんだろうけど・・・。

まあ、そろそろ終わりにするけど、そういうことを真面目に考えていると、将来のために今を棒に振ってしまう自分になっちゃって、すっごく自分がいや。

いっそ、ペンギンの帽子をかぶった女の子が「きっと何者にもなれないおまえたちに告げる」とかいってあれこれしろと命令してくれれば、簡単に生きられるのに・・・。

「何者か」になりたい自分と「何者にもなれない状況」のバランスを均衡させて、自分を安定させるには、いったいどうしたらいいもんかね。

さあ、今日も眠れないのかしら。お腹が空いてきたから何科食べよう。