【戦闘】 渋谷駅の戦い
交戦勢力
俺、 うんこ
地  点
渋谷駅
日  時
2013年12月5日 0818時~0849時
激戦 地
渋谷駅トイレ
結  果
俺の勝利

本日朝、通勤中に「渋谷駅の戦い」が勃発。大量の戦死者を出しつつ、我方が肛門付近でうんこ新劇を阻止した。その後休戦協定の後、速やかにうんこは便器へリリースされた。

以下に背景を含めた戦闘報告をまとめる。

■開戦前

0716時。大腸付近でうんこ軍の一部による反乱が発生。反乱軍は鎮圧されたものの、うんこ軍側が「反乱の原因はお前らにある」との主張を始めたため、我方も即座に外交ルートを通じてうんこ軍と接触した。

0723時。自宅トイレにて代表同士が会談。我方はうんこ軍に対し、毎朝の習慣である「排便」を速やかに実施するよう強く要請したものの、うんこ軍側はそれを聞き入れず、大腸に駐留し続けると通告してきた。

0740時。自宅トイレでの交渉妥結を見ぬまま、我方は出勤を余儀なくされた。この時点で、我方は戦略を「排便」から「一定期間のうんこ軍駐留容認」に切り替えねばならなかった。

0815時。それまでにもうんこ軍の小規模な反乱は断続的に続いていた。そのため、通勤電車の中でも、外交ルートを通じて「自制ある対応」をうんこ軍に求めていたが、うんこ軍側は一方的に国交断絶を通告してきた。

■開戦後

0818時。我方に対してうんこ軍が正式に宣戦布告。それと共に我方もうんこ軍に対して宣戦布告した。この時点で、我方は通勤電車の中にいたため、形勢は断然うんこ軍側が有利であった。

0819時。うんこ軍特殊作戦コマンド(略称:USOC)の1個小隊が肛門に強襲空挺高架。肛門の防衛に当たっていた肛門括約筋の1個歩兵師団がこれを撃滅した。

0822時。USOCの別働隊が後方に空挺高架すると共に、大腸から新劇してきたうんこ軍主力の2個機甲師団が合流。圧倒的な兵力に肛門括約筋はなすすべなく、撤退を余儀なくされた。このときの肛門括約筋の損耗率は3割である。

0824時。短時間で肛門を制圧されたため、我方は再度戦略を「排便」に転換し、戦術として渋谷駅でいったん下車することを決めた。

0827時。本作戦地域の地形を全く把握できていなかったため、駅員にトイレの位置を尋問したところ、「場所が分かりにくいですからご案内致します」と言われた。神風が吹いたと我方の司令部は安堵したことだ。そのため、肛門括約筋にはアナル付近での遅滞作戦を実行しつつ敵を足止めするように命令した。

0830時。「今人出が少なくて応援を呼んでますからもう少しお待ちください」という駅員の言葉に、向こうの事情はあるにしても、憤怒の感情を覚えつつ、我方はその場で停滞するしかない状況であった。しかし敵の構成は激しく、三つある防衛ラインのうち2ヶ所が撃破された。

0834時。ようやく駅員さんという増援が来た。すでに三つ目の防衛ラインもいつ撃破されてもおかしくない戦況であったが、我方は敵をキルゾーン(トイレ)におびき出して撃滅すべく行軍を開始した。

0837時。作戦ポイント(トイレ)に移動完了。しかし、「個室が空いてない」という、割と簡単に想定できる状況に陥り、ここでも足止めを食らうことになってしまった。そのとき、とうとう三つ目の防衛ラインが突破され、突出した敵の機械化歩兵1個中隊がアナルを越えた。突破された肛門括約筋のうち、一部の部隊が敵を追撃し、アナル付近で足止めしていたものの、状況は最悪であった。

0842時。水を流したのにぜんぜん出てこない糞親父とか、ブリブリ音を立てながらトイレットペーパーを巻いたと思ったら鼻をかんだだけだった糞親父とか、ゆるりと個室の掃除をしているおばちゃんなどに激怒しつつ、敵の侵攻をなんとか食い止めていたところ、やっと一つ個室が空いた。ようやく我方が反撃できるときがきた。

0845時。温存しておいた戦闘機の4個飛行隊によってうんこ軍の機甲師団に空対地攻撃を加え、さらに撤退中に敷設した遠隔起爆式の対戦車地雷を一斉に起爆。キルゾーンで敵を撃滅した。

0847時。うんこ軍総司令官のインドール将軍からうんこ軍側から停戦の申し入れがあり我方もこれを受諾。平和裏にうんこ軍は便器へ撤収した。

0849時。うんこ軍の撤収が完了し、戦闘は終結した。うんこ軍は、その後排水管を通じて下水道へ脱出したとみられる。

■教訓

元来、朝ご飯を食べたときはうんこ軍の反乱が発生しやすかったが、そのような場合はトイレでの交渉に費やす時間が多かったので、大規模な戦闘は回避できていた。

しかし今日は朝ご飯を食べていないにも関わらず反乱が発生。朝ご飯を食べないときは交渉する時間もないため、和平協定の締結に至らず、戦闘が勃発してしまった。

従って、朝ご飯も食べるにしても食べないにしても、朝早起きは必要である。

また、肛門括約筋の損耗率が高い状態での行軍は、我方に多大な負担になることも判明した。正直、歩くことで肛門括約筋の活動が制限され、結果的にうんこ軍のアナル突破を許してしまった。

以上で戦闘報告を終了する。