思い出したら腹が立ってきたので、怒りをぶつけます。

とある施設でのこと。障害者でも使えるように設備が配慮された施設である。そこに障害者用トイレというか多機能トイレというか、とにかくそんな感じのトイレがある。それはいい。良いことだ。

そのトイレには、ペーパーホルダーの上に、横に並んだ四つのボタンがあった。点字は書いてない。どれが何のボタンなのか・・・。点字が書いてないので、押してみないと分からない。

それで、分からないけれども、とりあえず今すぐ解放してやらないと俺の腎臓がいろいろ問題を起こす可能性があったので、いろいろ解放したわけである。一通りの解放ルーチンを終え(いや、ルーチンのチンはそういうことではなくroutineであって・・・)、「さて流すか」ということになったわけだ。

しかし前述の通り。おそらくこの四つのボタンのうちどれかが「流すボタン」であるとは思うが、はて、どれであろうか。

考え込んでいてもどうにもならないので、とりあえずトイレ内の洗面台で手を洗った。手は洗ったがトイレは流れてない。なんか、手を洗っておいてボタンを押すのも、今考えてみると順番が違う気もするが、流さねばならない。ので、とりあえず一番左のボタンを押してみた。

すると、どうだろう、便器がなんか反応した。でも、反応しただけで水が流れない。

その瞬間、便器から勢いよくシャワーが天井高く吹き出したのである。だがそのシャワーは、立ちはだかる「俺」に阻まれ、一部を除いて、壁や床にまき散らされた。そして、大半の水は「俺」のジーパンとポロシャツに吸収されたのである。

はい、そういうことなのでありました。マジ、便器をぶっ壊して野郎かと思った。多機能トイレを設置することは良し、ウォシュレットを設置することも良し、分かり安く大きなボタンを付けるのも良し。あと、点字付けて下さい。いや、付けろ!このインポ野郎!

そういうわけで、それが今日の一〇時半ごろの話。とんでもない1日の始まりだった。外は雨だし。もう、今日は寝る。明日朝早いし。