オラクルがサン・マイクロシステムズを買収することで合意したらしい。朝、会社でニュースサイトを開いて驚いてしまった。

3月上旬ごろから、IBMがサンを買収するんじゃないかといううわさが流れ、その動向は気になっていた。一時、IBMが一株$9.50でサンと買収交渉に入ったというニュースが流れいよいよかと思ったが、折り合いがつかず保留となっていたはずだった。ところが、何の前触れもなく、オラクルという会社が現れて、あっさりサンは買収されてしまった。確か、オラクルもIBMと同じ一株$9.50で買収するらしいのだが・・・。

この話、驚きはしたが納得はできる。サンはJavaやSolaris、最近ではオープンオフィスなどのソフトウェア分野も事業の一端を担っているが、どちらかというとサーバやストレージなどのハードウェアベンダーという色が強い。そこに、ソフトウェア分野のオラクルが手を出すのは妥当なことである。JavaはオラクルのDBやそれを取り巻くミドルウェア、サーバ・ストレージはPaaSからクラウドコンピューティングのためのインフラストラクチャと、サンの技術はオラクルの展開するビジネスにとって親和性が高い。

いずれにしても、各界に与える影響が大きな出来事かもしれない。マイクロソフトのCEOであるスティーブ・バルマー氏も、この話に対するコメントを求められたとき、まともに返答できなかったというし。

今後俺が気にしたいのは、サンが培ってきたブランドをオラクルがどのように生かしていくかということ。平たくいうと、「SUN」の3文字は消えてしまうんだろうか、ということだ。


さて、話はぜんぜん変わるが。

久しぶりに蒟蒻ゼリーを食べたのだ。マスカット味。うまいよ、蒟蒻ゼリー。さっき「婚約ゼリー」と書いてしまった。PCだとよく間違えるんだよ。あぁ、蒟蒻ゼリー。みんなも蒟蒻ゼリーを食べよう!