なんとなく「前世」を占ってみた。インターネット上の無料サイトで。そうしたらこんな結果になった。

強者の魂 : 34% 道楽の魂 : 100% 苦境の魂 : 100% 妖魔の魂 : 100%
あなたの前世は【幕末に人知れずところで影のように暗躍した暗殺者】のようです。 あなたの前世は、江戸時代末期、時代が新しく生まれ変わろうとする頃の幕末に暗躍した暗殺者であるようです。 何が正しくて、何が間違っているのか、日本人が手探りで暗中模索していたあの時代に、あなたは高名な人物の元で、影となり、悪を討ちつづけていたのでしょう。 そのためいつしかあなた自身が敵に狙われるようになり、激動の時代の最中、若くして命を絶ったようです。 数百年のときを経て、現代世界に転生したあなたですが、前世の生き様のためか、どこか心の中に翳りがあるようです。 この心の闇を取り払うことこそが、あなたの現世における使命なのかも知れません。 わずらわしい世事を離れて、一人になったときこそ、あなたの心に眠る暗殺者の血が落ち着きを取り戻すことになるでしょう。

なるほど、俺は陰の暗殺者だったわけか。ということは人切り抜刀債だな(笑)。そして一人になったときに落ち着きを取り戻すとは・・・。陶芸家になった 比古清十郎でもあるわけか。

と、まぁ暇つぶしにやってみたわけだが・・・。当たっているのかどうかぜんぜん分からない。ちなみに来世占いもやってみたが、現世と同じような生活を送るでしょうと言われた。

性格診断とか人生占いであれば、自分と照らし合わせてどんなもんかと分析できるのだけれど、この手の占いはどうしようもない。というか、前世とか来世のことが分かってもしかたがないんだなあ。前世の罪を現世で償えば来世でも幸せになれるとか、そういうことなら理解できるのだが・・・。あいにくそういうことはここには書かれていない。あくまでも自分自身の平穏を取り戻すにはどうしたらよいか、が書かれている。

何故こんなことをやったのかというと、ちょっと最近知り合いの周りでいろいろあって、その人と話をしているときに、その知り合いが「俺は2008年は運が悪いという占いだったんだよなあ」と言っていたため、「じゃぁ俺は占い上どうなんだ」と思ったからである。

俺は占いは信じない。科学的な根拠がないからである。

姓名判断は「名前だけでなぜ人の運命や相性が分かるのか」がなぞだし、六星占術や四柱推命などは生年月日と性別から運気の推移や本人の性格を割り出せる理屈が分からない。

よく分からないが、これらは生まれた年や月からそれぞれに該当する属性のようなものを割り出して占いをするらしい。そうした属性の割り当て方や、割り当てられた属性の組み合わせから出てくる運命・性格などは経験則によって体系化されているようである。詳しくは分からないが。

当然100%的中するという保証はどの占いもしていない。だがどういう根拠で結果を出しているのかすごく不思議なのだ。

それに、以前アカシックレコードについても書いたけれど、生まれたときから人生が決まっているようならそんなの人生じゃないと俺は思う。創造主がいるとすれば、俺達はそのゲームの駒だ。まあ、しょうがないか。

俺としては、根拠はもうこの際どうでもよくて、占いは自分自身が生きる上での1種の軽いアドバイスととらえ、真剣に信じずに楽しむ感じで利用するのが良い使い方だと思う。

ただここで俺は一つの疑問に遭遇してしまった。いくつかのサイトで四柱推命をやったのだが、「運は上昇気味」と出た差異ともあれば「運は下降気味」と出たサイトもあったのだ。

「2008年はあまり運が良くないから、新しいことを始めようとしたり大きなことをやろうとしても空回りするので、今年はゆっくりして来年まで待とう」みたいに書いてあるサイトもあれば「今は運が上昇中なので大きな仕事がうまくいきます。恋愛も順調に進むことでしょう」と書いてあるサイトもあった。

こういう場合、どっちのアドバイスを受け入れるのが良いんでしょうか。だれか教えてください。