久しぶりだなあ。今日から新学期。

無事大学は卒業したので、今日から大学院です。まぁ、いろいろあった。

新しい生活が始まるというのはだれもが不安な気持ちにさいなまれるもので、俺だって例外じゃない。今までもそうだった。大学に入学した当初は、大学に進まず別の路に進んだ方が自分にとって幸せだったのではないかと、幾度となく考えたものだ。ただ、大学生活が始まるまでの期間は期待に溢れていた。

しかしながら今回は少し違った。大学を卒業したのは良いけれど、卒研がおちついてから今日まで、期待どころか不安が心の中を支配していて、どうしようもなく落ち込んでばかりいた。

まぐれで入れてしまったようなものだから、ほんとに俺はやっていけるのだろうかとか、こんな俺が大学院になんて行って良いのだろうかとか。

そういうことを考えていると自然と涙が溢れてくる。入学式のころはそれが絶頂だった。

入学式が終わってから、別の予定があったのをキャンセルして、実家に帰れば落ち着くかと思った。確かに少しは落ち着いた。でもやっぱり不安でたまらなく、少し大学院での生活を思っただけで涙が出てくる。周りのやつらは今年からみんな社会人になって俺だけ学生。そういう孤立感も手伝ってか、意識しなくても涙がこぼれる。

親とそういう話をしているだけでもこういう状況になるのだから、今回の俺の状態は常軌を逸していた。高校に入ってから親の前で涙を見せたことなんてなかったのに。というか、そんな弱い人間だと思われたくないと思っていた。

だが、今回は正直にそうした不安を親に打ち明けたら、いろいろと優しい言葉をくれて・・・。なんかね、そういうことでも泣けてくるんですわ。

そんな感じだったのだけれど、まぁ、今日から学校が本格的に始まった。もうやるしかないね。

先生から早速研究に関してまとめてと言われたのでやらなきゃいけないが、やるか。うむ。


そういうわけで、俺のポリシーをここに掲げ、大学院2年間の生活を有意義にするための足がかりにしておこう。

まず、毎日大学へ行く。ただし、体調不良、他大学訪問、学会出席、その他発作的な休日は例外として認める。

次に登校時間は9時から10時の間。9時半ごろが望ましい。従って8時半過ぎには家を出る。ただし、午前中に他大学訪問や平日の日中でないとできない作業(役所での手続きなど)がある場合には遅れても良いことにする。

下校時間は16時以降。それまでは頑張って学校で作業する。ただし、スーパーの特売や他大学訪問などの予定がある場合は、早めに切り上げても良いことにする。

続いて勉強に関して。

研究を主体としながらも、次のことについても重点的に勉強を行う。

  • 英語の勉強。特にリスニングとライティング。1発目の授業から講義が英語だったので。
  • 基本情報技術者の勉強。一応持っておいた方が良さげだから。

そしてこれが最も重要である。家にいるときには急速とアルバイトを第1とし、どうしても終わっていない作業が残っている場合に限り、家で研究の作業をする。ただし、英語の勉強はその限りではない。


と、もっともらしく書いてみたものの、つっこみどころ満載である、と感じたので、馬鹿っぽいけれど自分でつっこんでみる。

まず、「発作的な休日」の存在を認めている時点で「毎日大学へ行く」という目標は破綻しているような気がする。

次に「スーパーの特売」を理由に早めに切り上げるのは、なんか、早く帰る理由としては・・・どうなんだろう。主婦業には大切なことなんだが・・・。しかも土日はたいてい特売じゃないしなあ。

だが「スーパーへ行く」という行為に対しては、俺ならではの理由も存在する。スーパーでよく買い物を手伝ってくれる店員さんが何人かいるのだが、そのすべてが日勤らしく、夕方の5時以降にはいないことが多い。せっかく買い物するなら慣れた人が良いので、できればそうした方々が勤務している時間帯にスーパーに行きたい。まあ、真っ当そうで実は真っ当ではないかもしれない理由であった。

最後に、「言えでは急速やアルバイトを第1とし」と書いておきながら「英語の勉強はその限りではない」ということは、そりゃつまり急速を惜しんで英語の勉強をすることもある、ということだから、なんだか矛盾してないか?だったら「急速、アルバイト、英語学習のいずれかに充当し、どうしてもやらなければならない研究がある場合に限り研究を行う」という方がスマートだと思う。ならそうすりゃいいじゃんね。

まぁいいや。そんな感じ、ってことで。