「全盲の私の日常、些細なハプニングと日本酒の悩み」


世の中には恥ずかしいことというものはいっぱいあるでしょう。特に全盲にとってはしかりで。



例えばレストランでハンバーグを食べるとき。当然フォークとナイフを使って食べるわけですが、うまく肉が切れず、フォークに刺したつもりで口元へ運ぶと、「に、肉が刺さってねぇ!!」という事態があったり。
ハンバーグでなくとも、ご飯が少なくなってきたり、平べったい者(レタスとか)を箸で取るときも、「う、何も取れてねぇ!」ということはしばしばです。
 中学のころ中がよかった先生が、全盲の体験みたいなので目隠ししてご飯を食べる研修があったらしいんですが、そのときにこういう話をして「周りの目が気になる」と言ったら、激しくうなずいてました。そうなのよ、箸でつまんだつもりでも、フォークで刺したつもりでも、何もないまま口元に運んじゃうとめっちゃはずいのよ!!



また、こんなことがありました。
大学の図書館の扉は押したり引いたりして開けるタイプで、左右に扉があります。まぁどこにでもあるドアですが。
この前普通に右側のドアを押して開けたら、なんか…左側のドアが開いたままでした。…何で俺右のドアわざわざ開けてんの?あの…みんな見てますが…。




 なんだか頭痛がする。昼寝しようと思って夕方ごろごろしてたら、いつのまにか頭が痛くなっていて、もうすぐ日付が変わろうというのに直らない。ってかまだやることがあるからできれば直って欲しいんですが…。午後4時に日本酒なんぞ飲んだのがまずかったのかもしれません。
 それにしても日本酒って、何で一度開けちゃうとまずくなるのでしょう。月曜日に買った日本酒ですが、その日は確かにうまかった。でも…今日飲んだらあんまうまくねぇ!!この日本酒、どうしようかな。