「大学の授業でキリスト教の性倫理について学び、現代の価値観とのギャップに驚く」

 神学者であるトマス・アクイナスは、キリスト教(カトリック)の教義として次のように述べているそうです。


精液には潜在的に人間が既に存在しているのだから、生命
という秩序のなかに位置付けられているというべきだ。したがって、この秩序を破壊する
射精は潜在的生命の破壊にほかならない。


また、ヒエロニムスによると、


おのれの妻に対し夫としてよりもむしろ、節制力を失った愛人としてふ
るまう夫は姦通者に等しい。


だそうです。
いやまぁ俺はキリスト教徒ではないですが、これってつまりオナニー禁止令ってことですよね?
昔の人はいろんな意味で大変だったなぁとつくづく感じる文章ですが、親がオナニーを子供に自粛させようとするのはこういったところに所以があるのかもしれませんね。
それにしても、オナニーはだめとか、夫婦でない者同士のセックスはだめとか言ってるわりには、現代の欧米人はかなり寛容なようで…。
洋物のAVを見るととてもそんな風には見えないんですけど、それってキリスト教の教義は大して守られてないってこと?



 とまぁ、こういうことを大学の授業でやったわけですよ。
先生がいきなり精液がどうのこうのと言い出したので「俺の耳はおかしくなったのか?」とも一瞬思ったのですが、真面目な話とは言えこういうことを口に出していうのって恥ずかしいだろうなぁと…。
しかも上のような文章を学生に読ませるあたり、女性の先生の心意気というか、そういうものを感じずにはいられませんでした。
あと、当時の禁止行為として、男性同士の肛門性交や修道女との関係などが挙げられると言ってました。
「だったら男と女のアナルはええんかい?」という質問はさすがに恥ずかしくてしませんでしたけど、こういう話題は聞いてる方も恥ずかしくなっちゃうんですよね〜。



 そして現在俺は500円しか所持金がありません。
金曜日までどうやって食べていこうかものすごく悩んでいるところなのですが、たぶんこれは暮らせないだろうなぁ。