「サテライト授業でのびっくり体験と苦い英語の授業」

 さて、教は6時に起きた。
なぜかというと、昨日やり残した国語の予習をするためだ。
で寝ぼけ眼で始めた予習だったが、まぁ意味が大して分からないよ漢文。
ってなわけで1時間ぐらいやっていたが、さっぱり解けないままやめてしまった。
 そして身支度を済ませていざゼミへ。
教は池袋校だったのでそんなに遠くないはずだ。
開始時間より20分ほど早めに着いてしまったので、なんだかちょっとばかり受講生っぽい事をしてみたり・・・。
でもちょっと驚いた。
教の授業はサテライトと言って、代々木でやっているのをこっちでライブ映像として受けるというものなのだが、それが想像していたのと全く違った。
サテライトのシステムそのものは予想通りだったのだが、教室の感じがぜんぜん違う。
まず俺の予想では、結構広めの部屋にそれなりに大勢の人がいて、四方八方からノートを取る雰囲気が伝わってくるもんだとばかり思っていた。
まぁこれがどこからくるのかといえば、去年のちょうど今頃体験入学に行った時の記憶が根拠になっているんだけど…。
でも教行ったところはそんなもんじゃなかった。
連れていかれたのは決して広いとは言えない、むしろ狭苦しい部屋に5,6人の生徒がいるだけ。
おほほ、これはちょっとぜんぜんちゃいますなぁ〜。
そういうわけで始まった1時間目。
 最初は数学からだった。
とここで俺のおそれていた事態発生。
教やるところは3画関数と微積分。
後3画費もあったかな。
とりあえず一番最初の問題で円に内接する四角形の問題が出た。
これは2編の長さとその間の書くの正弦の値が与えられていて、そこから余弦の値や辺の長さを求めていくというもの。
だいたいは解けていたので問題ないかと思っていたが、これは要するに図形の問題である。
特にここには図もないのでたぶん黒板に条件の図を書くんだろうなぁと俺は思っていた。
ここで何が問題になるかといえば、即興で書かれた黒板の図形というのは俺には見えないわけで、まぁ想像はできるけれども結構不便なわけだ。
そしてこれがポイントなのだが、このような場合は指示語を使って説明する場合が多い。
つまりおそれていた事態とはそういう事で、それがご丁寧にも現実になってくれたという話なのだ。
黒板の図形をさして、「ここがここと等しいから、(黒板に文字を書きながら)こうなるね」。
だ〜って、お前それじゃわかんねぇよぼけ!
でも相手はサテライトなので文句のいいようがない。
ああ、代々木に行って生で受けてくればよかったかな。
こういう時にめんどくさい精神というのが裏目に出るんだなとつくづく感じた。
 2時間目は英語。
これもまたきつい授業だった。
今度は黒板なんてなくてもいい授業だったので、数学の時みたいなつらさはなかったが、精神的なものはさっきより大きかった。
数学は事前にやったものの答えはほとんど合っていたが、英語は凄い事になっている。
先生が行っていたのだが、「この問題は20問中16問できていれば合格」と。
その問題、俺は4問しか合っていなかった。
でその後先生が発した言葉、「この問題で10問に満たない人は深刻です、自分のスタートラインを一度考え直した方がいいです」だってさ。
俺はそれだけでもうこの先の授業を受ける気力が完全に失われてしまった。
 そういうわけで、午後も授業があったのだが、さぼってしまった。
ごめんなさい!
 午後はそういうわけで数学や英語の復習をしつつごろごろと…。
あぁ、日曜日も終わってしまった。