「予想外の担任発表で歓喜!新たな3年生の幕開け」

 朝は春休み前と変わらず7時半の起床だった。
なんだか全く生活リズムを改める気はないんだろうか俺は。
 そんなわけで8時20分に登校。
今日の楽しみというか悪夢は何かって、そりゃあ今日は担任が発表されるのさ!
高1・高2となかなかいい先生だったので別にめんどくさくなかったのだが、どうも3年では某H先生という、いかにも何かたくらんでいそうな人がなるという説が有力だったため、結構この日をおそれていたりもしたのであるが…。
 掃除をやって、なんか着任式みたいなのが終わった後、担任発表が始まった。
1年や2年もなかなか意外なメンツであったが、それ以上に3年の担任は予想を遙かにうらぎるものだった。
「T先生」
その放送があった瞬間、俺たちはわれんばかりの拍手を体育館いっぱいに響かせる事になる。
「H君じゃねぇんだ!やったぜおい!!」
というわけで、予想はかなりいい方向にうらぎられた。
 そういうわけで3年はそこそこやりやすい年になりそうだ。
でも進路指導がやばすぎる!
その某H先生と、去年3年の担任をやったSH先生だ。
こりゃ困った、ぜってぇありえねぇ組み合わせだよこれ!!
ってな感じで、また一山ありそうな3年生が始まってしまった。