「バレーボール大会で半分いない教室と1対1の数学授業」

 今日は7時半にK先輩に起こされた。
あのままだと今日も朝飯食わずに学校に行きそうな勢いだったからよかったけど。
 学校へ行くと、なんだかすくない。
いつもの半分しかいないのだ。
そう、今日はバレーボール大会がどこかでやっているらしく、うちのクラスの半分ぐらいそっちへ行ってしまったのだ。
だから教室の中はほんとに寂しい雰囲気である。
なんだか中学時代を思い出してしまった。
 その関係で家庭科は2人。
よりによってあまり密着したくない先生にも関わらず2人だったため、こっちとあっちを行ったりきたり・・・。
結構たまらなかったよ。
 次の授業は、幸いにもそんなに影響がなかったから普通であった。
そして数学。
いつもは4人だが、俺以外はみんな大会へ行ってしまって、今日は1対1の授業である。
何をするのかと思っていると、「せっかくだから大学の話でもしよう」という事になった。
その先生自信も全盲として大学へ行った方なので、これ幸いといろいろ聞く事にした。
そうやって話を聞いていると、これからマジでコンピュータを勉強するなら、ちゃんとしたピンディスプレーはぜったいに必要らしい。
それから、何を本当に勉強すべきかという事について、ソフトの使い方やテクニックも大切だけど、それ以前に理論を理解するのが重要だという事も教えてもらった。
例えそのソフトが無くなったとしても、理論がしっかり理解できていれば、別のものも使いこなす事は可能だ、という事らしい。
もちろん、理論を学ぶ事でコンピュータそのものに対する知識も増えるので、やはりまずは理論という事らしい。
先生に言わせれば、資格をとったら単位を出すとか、エクセルが使えればいいとか、そういうのは論外とか・・・。
まあ、俺自身もコンピュータの基礎理論に関しては学びたいと思っているからちょうどよかった。
 で、午後からはまた進路の話をして、今日はおしまい。
寮に帰ってから仕事をしつつ音楽を聞いたり、ギターの練習をしたりしていた。
 飯を食ってから、ウサギにえさをやったりして、7時から係会。
この係は俺が係長じゃないんだけど、どうも俺が進行しているようで気にいらないなあ。
 それで少し休憩してから、今度は別の委員会だ。
まあ、これには俺は教師か出ない予定なのだが、なかなか難しいものである。
いろいろと計画したり実行したりというのは、ほんとうに段取りがしっかりしていないとだめだし、メンバーもきちんと役割を理解せねばならない。
そういうのを思い知らされた。
 それが終わって、ようやくおちついている。
さて、今日は何をして遊ぼうかな。