「障害と友人関係、そして人類の存在意義について考える日々」


「相加平均を求めたとき、データの中には必ず平均の値より大きなものと小さなものが存在する」というのは正しい命題なんでしょうか。そもそもこれって命題なの?




書いていて気づいたけど、これは間違い。すべてのデータが等しい場合はすべてのデータが平均の値と一致するんだから、大きいも小さいもないですね。はい終了。このことから、上記は命題であることが分かりました。よかったね。




ここのところ切ないね。秋だからかね?ちょうど去年の今頃はもっとひどかったけれども。




母校の文化祭に立て続けに行っていたのですが、帰ってくるとね。なんか、切ない。小学校・中学校時代、高校時代は周りの人間のほとんどは自分の障害を受け入れ、あるいは受け入れる努力をしている、または同じ障害を持った人間であるといった状況であったことから、その部分に関してほとんど意識することなく人間関係を構築することができた。




しかし大学で一般社会に出ると、自分と他者とには「障害」という決定的な違いがあることを認識せざるにはいられない。友人を作るときには必ず自分の障害のこと、その障害によって制限されることなどを説明し分かってもらう必要がある。そこで1段階余分なステップが増える。しかも、そうしたことを理解しようとしている人は、まだまだ少数であるということも否めない。




大学入学当初は新しい友達を作ろうと俺も頑張ってたけど、最近はもうほとんどそういう活動はしてない。しかし、入学当初からよく一緒にいた友達数人の中で、本当の友人として今の今までつきあえているのは2人、もっと深い意味では1人しかいない。




本当を言えばもっと友達が欲しい。もっと言えば、努力しなくても、純粋に相手との相性だけを気にして友達作りができる盲学校の環境に戻りたい(ただし盲学校の体質はいやですが)。




そもそも何故この世には障害者がいるのか。人類というシステムの抱えるバグの結果として障害者があるのか。仮にそうだとして、それは意図されたものなのか。意図されたものだとすればそれはバグではなく仕様の一部である。とすると、何故そうなった人間がつらい思いをするような障害者が産まれるようなシステムの仕様になっているのだろうか。




情報システムとしての観点からは、システムの運用に不必要なものを作るようなシステムは欠陥品である。となれば、前述の内容が仕様だとして、人類というシステムは欠陥システムなのか、それとも障害者は人類システムの運用に必要な青果物なのか。




障害者が産まれることがバグだとすれば、何故システムの設計者はこのバグを放置するのか。修正すると整合性がとれなくなるから手を付けてないのか。




そうした議論の前に、もっと基本的なところで、だれが人類を作ったのか、ということを考えなければならない。もっと言えば、人類は自然にできあがったのか、意図されてできあがったのか。




この意味でのミクロな視点として、現代を生きる人間は社会を構成し、個々の人間はその社会の構成要因である。どのような文明であれ、それ事態社会の一つの体型であるから、それは(水準の違いはあれど)過去から普遍であろう。だが、社会を生きる人間たちが存在する意味とはなんなのか。




ある人間が産まれることの意味は何か。そういう問題を考えたとき、様々な家庭の基で様々な仮説が立てられると思うが、結局、それらは「そのような意味を持って人間が産まれてくることには何の意味があるのか」という点に集約される。もっといえば、こんな人類は何故誕生したのか。




神が創造したにしても、その神は何で俺たちを作ったのかい?まさか、俺らがレゴとかでちっちゃな街を作るのと似たような感覚なのか?「図工の時間の課題」とかじゃあるまいな?




ただ、「神は人類を創造した」というのが正しいとしても、なぞは深まるばかりで、「その神とはいったいなんだ?そいつらもまた別の神が創造したんじゃないのか。だったら、結局同じことが繰り返し疑問として現れるんであって、大本はどういうことなんだ?」となる。




だんだん面倒になってきたけれど。そういやドラえもんの映画に「夏休みの研究で地球を作ってみる」ってのがあったけれど、まさか俺たちはそういう対象なんじゃないだろうな。実は「地球創世セット」みたいなので創造された世界を俺たちは生きていて、こんな感じの世界が量産されてるんじゃないか。中には作り方を間違ったか何かで変な生物が生まれちゃった星とかもあって、そいつらがこの地球にきたりしてるのか?もっといえば「おいおい、変な生物ができたからお前の地球にこれ放流してみてよ」なんて糞が気どもの会話があったりするんじゃないのか。




なんか、人間が産まれた意味が分からないのに、生きるってのもだるいもんだなあ。