「実家でのんびり、昔話と戦争ドキュメンタリーを見ながらのひととき」


ええ、実家ですよ。ブラボー!




やっぱ実家は最高だ。うまい飯は出てくるし酒はたくさん飲めるし。今日はシーフードを焼いて食った。こういうとかっこいいだろ、ジェニファー。でも、ただエビとかイカを焼いただけなんだよ。でもそれがビールと合うのよ、反則技だこれは。




で、せっかくだから戦争のドキュメンタリーを見ていました。終戦の前後、満州に暮らす日本人がどうであったのか、当時を生きていた人々のインタビューを交えながら紹介するというVTR。それはまあBSでやってたのであれなんですが。




おやじと話をしながらその番組をみていたときのこと。おやじは旅行会社なので、いろいろな人を旅行に連れて行ったらしいのですが、以前に、旧日本軍とある舞台の隊長だった人が頭になってる団体を中国へ連れて行ったことがあるらしいです。




細かいことを書くのはあれですが、その人たちは、中国人を虐殺したことを後悔していて、その旅行も、観光ではなく、自分たちの罪を償うための旅行だったそうで、途中、中国人を殺した場所でバスを止め、お線香を上げていたそうです。




こういう話を聞くと、国を挙げた戦争というのには賛成できませんな。そもそも、中国人に罪は無いのに、何故殺さなければならなかったのか。上に書いた人は、そんな疑念をいだきながら、しかし命令とあらば逆らえず、そのような厚意に及んでしまったと言っていたそうです。




このような事実がある一方で、終戦後、ソ連軍から逃げる日本人を助けた中国人がいるというのだから、俺はそれが不思議でなりません。だって、中国の人にとっては日本人なんて憎むべき悪魔だったのではないかと思うのだけれど・・・。きっとそうだったのに、中国の人によって助けられた日本人がどれだけいることか。なんだかね〜。




まあ、8月のこの時期ぐらい、こういうことを考えてもいいかなあとは思っているのですが。




しかし、それとは裏腹に、うちには攻撃用の武器(玩具)を各種取りそろえ、招かれざる客人に備えているのですが。自己防衛だ。こんなおもちゃじゃ先に殺されるのは俺だと思うけど。




最後に。俺は、俺は。なんかね、もういや。誰かにそばにいて欲しいのに、それを認めたくない。なんなんだろう。この気持ち。