「冷凍食品4割引の日に得たドライアイスで炭酸水作りを楽しむ」


本日はスーパーの冷凍食品4割引の日でした。もちろんいろいろ買ってきたわけですが。
ここ数ヶ月、自炊を心がける反面、材料が無くなった時や面倒な時は出前およびコンビニ弁当などで過ごしていたため金が飛行機のごとく良く飛んでいき、それではいかん!と考えて冷凍食品の買いだめを決断したわけですが。
こう書くと一大決心をしたようですが、要するにいつも買い物に行く時冷食の割引やってなくて、まともな値段で買うのはばからしいからわざと買わず、でもやっぱ冷食があると何かと便利だから今日はわざわざ冷食の割引をやってる日をねらってスーパーへ行った、というだけです、はい。




で、冬ならともかくここの所暑いですから、冷食を買うとドライアイスを付けてくれます。別に俺は帰るまでに冷食が解けても文句を言ったりするつもりはないんだけれども、まあ付けてくれるならね、もらっておこうと思うわけです。
っていうかそもそもスーパーから自宅までは10分程度だし、帰ったらまた冷凍庫に入れるんだから別にいいじゃん、的な思考なんです、俺は。




そして帰宅して物品を冷凍庫に入れ終わってから悩むことといえば、ドライアイスの処理。
ドライアイスは2酸化炭素を凍らせたものであり、2酸化炭素の融点は確か-57度であり、冷凍庫はせいぜい-10度程度であるからして、冷凍庫に入れておいてもそのうち液体になるのではないかと。ってか2参加炭素ってひょっとして液体にならずにすぐ気体になる?化学でやった気がするけど覚えてない。
どっちにしても冷凍庫にドライアイスを入れておいても「the CO2」みたいな状態になりそうだし、だいたいドライアイスを自宅で保存しておいても、何の役にもきっと立ちません。数十キロか数百キロもため込めば自殺できるかもしれないけど、2参加炭素で自殺ってかっこわるい。でも今まで聞いたことがない方法だからある意味新鮮かも。
いやいや、まあ何にしてもドライアイスをどう処分するかはちょっと微妙な問題です。台所に放置しておいてもいいとは思うけどね。たかが10個ぐらいのドライアイスじゃ死なんだろうし。




だから、ドライアイスをもらうといつもいつもやる事。
「お湯の中にぶちこめ〜!」
すると当然熱い水に浸されたドライアイスは沸騰するのです。もう鍋もびっくりなほどに。
あの沸騰の様子を観察するのがドライアイスを処分するときの習慣になりまして…。




そしてこの処理方法には次のような利点が考えられます。
ドライアイスを放置して蒸発させることで処分する場合には2酸化炭素の気体が空気中に放出され、周辺の大気中の2酸化炭素濃度が上昇します。まあ、それぐらいじゃ死なないとは思いますが、あんまり良い気分ではありません。メタンのように発火作用は考えなくてもいいと思うので、ガスなど使っても、うーん、大丈夫だとは思いますが、多少温室効果が認められる場合があるかもしれません(ちょっと過剰な考え)。
一方水にぶちこんで沸騰させれば、その際に蒸発した気体は水の中に溶けます。従って空気中に放出される2酸化炭素の量は放置して蒸発させる時に比べて少なくなります、きっと。
そういうわけなので、私のとっている行動は生活空間には優しいんです。まあ、酸性の強い液体を流しに捨てるといろいろ環境汚染になるかもしんないけど。大丈夫大丈夫、どうせ炭酸水だし。コーラを捨てるのと同じだ、濃度はこっちの方が高いと思うが。




そして今日、重要なことに俺は気づきました。2酸化炭素が水に溶けると炭酸水になると。だったら、こうしてドライアイスを処分している時には、自然と炭酸水を生成している事になりますね。
じゃあ飲んでみましょう。でもスーパーでもらったドライアイスって綺麗なのか?食品に直接触れるわけじゃないからどちらかというとあまり衛生面には気を使ってないような気がするのだが…。やっぱり飲むのはやめてなめてみよう。
…グヘ〜!すげえ炭酸っぷりだ〜!!
そういうわけで、ペットボトルに2酸化炭素ボンベの管を入れて、思いっきり2酸化炭素を放出して、すぐふたをしてかき回すよりも、ドライアイスをペットボトルに入れた方が、清涼飲料をより素晴らしい炭酸飲料に変化させる事ができるという事実が判明しました。




はあ、馬鹿だ俺。ぜったい馬鹿だ。こんな下らねえ事してる暇があったら別の事しろよ、ばーか。