「チャックが開いてた!気づかない方が幸せな瞬間」


男としていつも気にしていなければならないもの、それはズボンのチャック。「社会の窓」というように過去では言われていたが、すっかりその名を聞くことも少なくなりました。なんで社会の窓なんだろうね。男女差別思想のプンプンするネーミングです。男は社会に出て働き、女は家庭を守る、みたいな思想から社会の窓は生まれたような気が…。しません。




で、チャックが開いてるのに気づくと逆に困る。というのも、人が大勢行き交う町中で気づいてしまったら…。だれも見てないと思うけど、でもやはり公然で股間に手をやりチャックを閉めるのははばかられるでしょう。近くに女性でもいようものなら、開いてる事に気づかれて冷たい目で見られる恐怖心と、閉めたらしめたで「何あの人、ここで閉めてる〜」みたいな嘲笑をされる恐怖心、まぁ本質的にはどちらも同じ恐怖心をいだかねばなりません。




密室で気づくともっと悲惨。2,3人しかいない、狭い部屋でチャックが開いている事に気づいたら。ことさら他人に指摘されるなどという悲劇が起きた時には、どうすればいいのでしょう。仲の良い友達ならそのまんま閉めればいいけど、例えば先生に言われたとか、初対面の人に言われたとか…。そもそも初めて会った人に「チャック開いてますよ」とか言われたくないけども。




なんでこんな事を書くかというと、そりゃもちろん、開いていたわけで…。昨日池袋から帰ってきて用をたそうとチャックに手をかけるも、既にそれは「開かれた世界〜Open your heart〜」だったわけで…。
冬は上着着てるからなんとか分からないだろうけど、でも、チャック開けて池袋の町を闊歩していたとなると…。「知らないって幸せ」って思います(笑)。