「地元の鬼祭りで無病息災を祈りつつ、粉まみれの大変な一日」

 今日は地元で鬼祭りというのがありまして…。まぁ「国の重要無形文化財」というのに指定されていると数年前読んだ書籍に書いてあったし、知ってる人は知ってると思いますが、そう、白い粉と一緒に飴を巻きながら鬼の衣装を着た人々とテングが闊歩するお祭りです。
鬼が蒔く白い粉を浴びたり、鬼に頭をなでてもらうと1年間無病息災で過ごせるという効能もあるらしいですが、ぶっちゃけ粉をかけられるのは非常にうざったいんですな。
鬼の衣装を着て走ってる連中の中には、目に映る人々に粉をかける事を一つの会館としている人もいるらしいですが、かけられた方はたまったもんじゃありません。白い粉の招待はうどん粉であり、服に付着すればそう簡単には取れないわ、水で洗うとベチャベチャになるわ、悲惨なのですよ。

 で、いつものごとく鬼がうちの近くに来た時にいとこと外へ出かけたわけですが。とりあえず鬼が飴を蒔く前にその辺にいる高校生風の人に「飴ちょうだい」と言って飴をもらいました。
次に近くにいた女に「飴ちょうだい」と声をかけたところ、「飴は持ってません。粉ならありますがかけていいですか?」と。「そんなもんいらん」と言おうとした時には既に遅し、あんちくしょう、粉かけてきやがった。今度会ったら殺す!
 で、そうこうしているうちに鬼が次の中継地点へ向けて出発しようとして道路に端ってくるではありませんか。この時大量の粉を蒔くため、迅速な避難活動が要求されるわけですが、そういうのはおかまいなく鬼についてく輩も存在するため、俺はまんまと逃げ遅れ、そいつらの中で逃げ道を阻害されながら、大量の粉をかけられ撃沈しました。
もう、歌舞伎役者も真っ青な白っぷりで…。頭から服から粉まみれという、あぁ、有り難いんだかうざってぇんだか…。
 その後も親戚のちびどもがどこからともなく収集した粉をそいつらにかけられまくり、さんざんな目に遭いましたよ、マジ。おかげで2着も服が白くなってしまったではないか!!

 まぁ、伝統行事だし、子供のころから慣れ親しんできたお祭りなので、いつも楽しみといえば楽しみなんですが。
それにしても、爆竹を一箱まるごと火つけてたやつらがいたけど、マジうざい。爆竹ってうるせぇ。なんだよあれ、昔は投げて遊んでたけど、ようやりません!