「地元の鬼祭りで小麦粉まみれ!飴を求めて奮闘した一日」

 今日は地元で鬼祭りというのがありました。
中学校のときに調べたのですが、国の重要無形文化財に指定されている祭りだそうです。
 どんなものかというと、農作物を荒らす赤鬼を天狗がやっつける様子を描く、というのが文書的な祭りの説明ですが、実際はもっと壮絶です。
 鬼にも青鬼とか子鬼とか赤鬼なんかがいるわけですが、メインは赤鬼と天狗の対決です。
でもその他の鬼もきちんと祭りを盛り立てる役割を果たしています。
 この鬼たちはある神社を出発して各お宮を回って行くのですが、そのときに鬼祭りでしか蒔かない飴と小麦粉を大量に投げつけてくるんです。
まぁこの小麦粉、ただの小麦粉なんですが、一応かけられると1年間無病息災で過ごせるらしいです。
 で、今年もいとこたちと鬼が来たときに外へ出て飴を拾おうとしていたわけですが、子鬼のときに出てったもんだから
めちゃくちゃ小麦粉かけられました。このたわけが!!
鬼の役はどこかの餓鬼がやってるので、こういうときにはみんなものすごい勢いで小麦粉を辺りにいる人々にかけまくるんです。
一種のシューティングゲームですな。
そして俺といとこはその標的になり、1回小麦粉を投げつけられただけで頭も顔も服も真っ白になっちゃいました〜!
「マジ最悪だ〜!ちくしょう、あの糞餓鬼め!後ろから粉かけるなぼけ!」
んで飴が欲しかったのでその辺にいる人たちに「飴ちょうだい」と言いまくっていくつかもらっているうちにも、何度も小麦粉をかけられ、前進えらいことになっちまいました。
いとこもやばくなってます。もう白髪のじじいです。
とにかくすごい状態で家に戻ったのですが、とてもじゃないけどそのままじゃ入れません。
でも払っても払ってもぜんぜん白いのが取れないので、あきらめました。
 その後はいとことだべったり料理食ったりして過ごしてました。
ま、大勢集まると楽しいですね〜。



 こうして祭りも終わって日記を書いているわけですが、それにしても今日は疲れた。
親戚のおちびちゃんが来ていたのですが、小学生は朝から晩まで元気で、俺は別に相手してないけど、部屋を荒らされるしうるさいしでなんか疲れました。
はぁ〜、今日はぐっすり寝られそうな気がする。