「日常のトラブルと笑える電車の会話」

 朝ドライヤーで髪を乾かしていたらなんだか焦げ臭い臭いがしてきました。
なんだなんだと思っていると、どうやらドライヤーの風に乗ってやってくるようです。
あわててドライヤーを切ったんですけど、ひょっとしてなんかまずいことになってないっすかね〜?
で直ったかなぁと思って学校から帰ってきてから試しにつけてみたら、5秒ぐらいは普通なんですがその後やっぱ焦げ臭い風がやってきます。
これはかなり困りました、まぁ安いやつだったからしょうがないかなぁ…。
それともほこりがたまって焦げ臭くなってるだけかなぁ…。
どっちにしても火が出るといやなのでたぶんこのドライヤーは近いうちに捨てることになると思います。



 そして、無償に勉強机が欲しくなってきました。
俺が大学になってからあまりにも勉強しなくなった理由、その70パーセントは勉強がめんどくさいからなんですが、なぜ勉強がめんどくさいのかと聞かれれば、勉強する環境を作るのがめんどくさいのです。
今アパートには食事をとるための小さなテーブルが一つと、パソコンラックが置いてある以外、そういった机の類はありません。
で、それはテーブルはちっちゃいし飯を食うのであまり勉強道具を置きたくないというのがあります。
まぁ小さくて俺の勉強道具を乗せると乗り切らないんですが…。
で、パソコンラックはそんなに大きくないのでパソコンを置くだけで精一杯なんです。
となると、やはり勉強机というのは非常に欲しくなってくる品物でありまして、本を読むのにも便利だし、何より勉強できそうです。
ということで、今度実家に置いてあるやつを送ってもらいたいなぁとちょっと思っているわけですが、…でも机持ってきてどこに置くんだろう?



 ところで、帰りの電車に女子高生が乗ってきたのですが、その会話についつい笑ってしまいました。


「私頑張って公式覚えたよ!」
「ほんと?言ってみてよ」
 (物理で使う公式を言う)
「すごいじゃん、頑張ったね〜!」
「そうでしょ?でね、張力がTで重力がwで摩擦力がfで垂直抗力がNなの」
「そっか〜あたし覚えらんないよ〜」
「張力って英語で書くと tyouryoku でしょ?だからTなの」
「そっか〜で?」
「重力のwはね、ウッジューライクのwなんだ〜」
「え〜!それ意味分かんないよ〜!」
「あのね、 Would you like って ウッジューライクでしょ?だから重力なんだよ」
「…」
「それで摩擦力と垂直抗力はなんだか分からないけどなんとなくfとNって覚えるの!」
「なるほどね〜参考になったよ〜!!」
 (次は生物の話)
「それで、たしか蛙の心臓は心房が二つと心室が一つなんだよね」
「そうそう、で心室が一つしかないから血液の循環が悪いんだよね」
「たしかそうだよね でも馬鹿みたいじゃない?」
「うんうん、何考えてるか分かんないよね〜」
「体に悪いように心臓作るなんてどうかしてるよ」
「っていうか心室が一つな時点で心房が二つあっても意味ないよね」
「でも若干機能が良くなるんじゃないの?」
「そっか〜 がんばれ遺伝子!」


 ついついくすくす笑ってしまったんですけど…。
っていうか物理の話してるときに出てきたwってのは、Wと書いて重さのことじゃないんでしょうか?
ただ摩擦がどうこう言ってるのでたぶん重さじゃないと思うんですが、それとも最近の高校生は重力をwと書くのでしょうか。
っていうか重力はgだろ?!
そして、なんで重力を表す文字がwであることを「ウッジューライク(Would you like だと思われる)」なんでしょう?
いや本人にとってはすごい覚えやすい組み合わせだと思うんですが、全く意味が分からーん!逆に覚えにくいぞ!!
しかも張力を英語で書くと頭文字がTだからってのも、たぶんこの人たちはローマ字のことを言っているに違いありません。ぜったい「tension」は頭に無いはずです。
だいたいよく使うローマ字はヘボン式じゃないのかね〜?
まぁ俺はコンピュータでローマ字入力するときは ちょ を tyo って打ちますけど、キー入力なんてのは押しやすいのを押せばいいわけで、でも普通 ちょ は cho でしょう。
 そして極めつけは蛙の心臓の話。
俺は生物のことは全く分からないのでなんとも言えませんが、少なくとも蛙だって「意味分からない」と言われる筋合いじゃないと思うんですが…。

 とまぁ、こうしていろいろ書いてきましたが、思えば俺と某K君も一緒に電車に乗ったときにはもっと変な会話をしているかもしれません。
後で思い返すと「俺って馬鹿だなぁ」ということを思うことが何度か…。
でも恥ずかしいから会話の内容は書きません。
しいていうなら、ぎゅうぎゅうの満員電車の中で「ここで置換されてもだれにされたか分かんないし、文句も言えないよなぁ」と俺が率直な感想を述べたら、隣のおじさんが笑ってました。

 う〜!腹減ったぞ〜!