「実家での読書とサッカー観戦のつぶやき」

 金曜日。実家に戻ってきて今日で十日になる。長かったがとりあえずあと半分はここにいなければならない。
今日もこれといって変わったことはない。一つ言えば面白い本に巡り合ったことぐらいだ。
 夏休みに入る前ぐらいからフルメタルパニックというアニメにはまっていたのだが、この章節がナイーブネットにちゃっかり落ちていたのだ。
もちろん全部ダウンロードして今少しずつ読み進めている。
一つの本を読むのにだいたい4時間ほどかかるので午後の暇つぶしにはかなり最適だ。しかもこれが10冊以上あるのでラッキーである。
でもどの順番で読んでいけばいいか分からなかったが、どうもどの章節を単独で読んでもある程度は内容が分かるように書かれているようだ。ここらへんはハリーポッター同様。
 この章節の面白いところは、長編章節でありながら漫画チックな部分があるところだ。
文芸作品やなんとかかんとか賞を取ったような素晴らしい作品のような繊細な描写はほとんど無いが、登場人物の気持ちの移り変わりはアニメなんかの100倍はよく分かる。
そんな文学的描写に欠ける一方、戦闘や軍事行動の場面はリアルに描かれているので、アニメを見てから章節を読むとその光景が目の前に広がるといった感覚を味わえるだろう。
俺は是非お勧めしたい本である。読んでみて欲しい。
 さて、明日は日本と中国のサッカーの試合がある。なんでもアジアカップの決勝戦らしい。
前にも書いたと思うが、中国で開催されているため日本チームに対するブーイングがすごいようで、明日はどうなるかとマスコミでも広島の原爆記念日そっちのけで報道している。
某テレビ局の夕方のニュースでは、全国版で広島のニュースをやったのは1分程度だった。ひょっとしたら1分もやってないかもしれない。流石にこれには頭にきたが、昼もこんな感じだった。
それで、そのサッカーの話題でコメンテーターが「中国も自分達がやってきたことの跳ね返りがここできましたね」と言っていた。
なんでも、このような動きがあるのは中国政府にとってはあまり望ましくなく、愛国主義教育や反日教育を行ってきた結果、それが悪い影響を与えているのだ、ということらしい。
まぁ所詮こんなもんたかが一人の人間の意見にすぎないけれども、俺はおかしいのではないかと思う。
そりゃ日本チームを大勢でブーイングしたりする中国人はマナーがなってないとは思うけど許せないとは思わない。なぜなら日本は過去にこれ以上の事を中国に対してしたからだ。
今更こういうことを持ち出してくるのはどうかと思う人もいるかもしれないが、反日教育をさせるような国家に仕立て上げたのは、まぎれもなく日本であるのに、それを中国が悪いんだみたいな言い方をするこのコメンテーターが許せない。
まぁ、たかが一人の何も分かってないと思われる大学生の意見なので…聞き流して頂いていっこうにかまわないが…
 そういうわけで、戦争はいかんよ!と思います。