大学初日、友達ゼロの孤独感と絶望感

 いやぁ、大学行かなきゃなぁ、めんどいなぁ
 今日は2時間目からなので本当は10時半ごろ行けばいいのですが、ちょっと保健室と教務課に用があったので1時間ほど早く行ったのです。
そしていろいろやっていたのですが、30分ぐらいで終わってしまったので暇になっちゃいました。
でもどこに何があるか分からないのでぶらぶらすることに。ほんとは朝飯食ってないから売店でなんか買いたいんだけど売店どこ?って感じなのでそういうわけにもいかず…
それにしても若者は冷たいです。街を歩いていてときどき大学生ぐらいの人に声をかけてもらうこともあるので、これだけいっぱい学生がいればそういう人も中にはいるかと思ったら、どうもそういうわけでもないらしく…歩いているとよけてはくれますが声まではかけてくれません。こちらも何か聞こうと思っても、だいたいの人が友達と歩いているので声かけにくいし、ときどき「すいません」と勇気を出してみてもしかとだし。
去年の5月ぐらいに、大学に行った先輩が友達いっぱい引き連れて高校にきていたのをみて、「へぇ大学ってあんなに友達もできて楽しそうなところなんだなぁ」と思ったのが頭の中をよぎると、あのとき抱いていた期待はただの幻想だったのだとまざまざと思い知らされた気分になります。
 いろいろ考えていると授業の開始10分前になったので、教室の方に向かいました。でもどこが教室なんだかぜんぜん分かりません。
すると、運良くこっちこっちと教えてくれた人がいたので授業には間に合いましたが、でもそれだけでした。
授業の内容はかなり理解できましたが、でもそれだけではなんだかすっきりしません。みんな休み時間は友達と飯食ったり学殖に買い物に行ったりしていますが、俺はそんな友達も知り合いも声をかけてくれる人もいないので、昼は食わずにずっとそんなことばかり考えていました。
たぶんなんとかなるだろうと思って飯を作ってこなかった自分を責めましたが、「ご飯どうするんですか?」と隣の席の人に聞こうと思った瞬間もうだれもいなかったりすると、目の前に絶望の2文字がくっきりと浮かんできます。
 しかも4時間目の授業は人がいっぱいいすぎて抽選から漏れて取れなくなったし、おまけにそれで無駄な時間過ごしたにもかかわらず5時間目の授業まで受けなきゃいけないなんて…地獄も地獄です。
先週話しかけてきてくれた人も今日はしかとだし、っつうか目の前にいるんだから俺も何か言えばいいんだろうけど、あっちも別の人と話してるし、俺の精神状態からしてだれかに話しかけるという行為そのものが苦痛以外の何者でもないわけで…。
 結局5時間目が終わったあとも先生とちょっと話をしていたので、大学を出たのは6時ぐらいでした。家に着いたのは7時です。
流石に朝も昼も食ってなかったので、帰りにマック買って帰りましたが、…
それを食いながら、真面目に盲学校に入り直そうかなぁとかやめて鍼灸勉強しようかなぁとか、いろいろ考えました。
 大学ってこんなもんか。