「動物園での一日と思わぬ深い考察」

 なんだか今日は朝雨が降ってました。
でも実は今日はお出かけする予定が入っていたのです!なんか最近退屈でしょうがなかったもんで…
どこへ行ったかというと動物園。まぁ別に俺が行きたかったわけじゃなくて誘ってくれた人たちが動物園に行くっていうからさ…
っつうか動物園といえば1月にいとこにつれられて要ったなぁ…あんときはいろいろあった。(そのときの日記は書いてあったような気がするので、気が向いたら今年の1月ぐらいのをあさってみてください)
 今日行ったメンバーは前いた学校の人たちで、まぁ高校になってからもそれなりに面識がある顔ぶれだったんですが、それがまぁ…予定していた人がこれなくなったりで女の方が多くなりましてねぇ〜まぁそういうわけですよ。
 11時ごろあっちへ着いて、何をするでもなくその辺を徘徊してました。。動物園なので動物がいっぱいいます!この動物達はどうやってつれてきたんでしょうねぇ〜。
ちょっと外れますが、俺ってここのところ、こういう所にくると動物はどこからきたのかとか、いつごろからここにいるのかとか、そういうのを考えてしまうんです!
もっと言えば、餌代はどれぐらいかかってるのか、入場料安いうえに身体障害者手帳持ってたらただになるなんてこれで経営成り立ってんのか、ろくに人が入ってないような資料館みたいな所で流れてる説明ってむなしいよなぁとか、なんかこういうことって考えない方が楽しめるはずなんだけども、俺はこんな曲がった人間になっちゃったみたいで…。
 で、時間も時間だから飯にするかということになって、レストランがある地域まで歩くことにしました。まぁ11時半とちょっと速目でしたがまぁいいだろうということでそうしたんですけどね。
いくら歩いてもレストランに着きません。駐車場がある方の入り口からならめっちゃ近いんですが、俺達はバスではるばるやってきたのでそっちの入り口からはめっちゃ遠かったらしいんです。っていうか動物園(正確には総合動植物公園)ってこんなに広かったのかと俺は初めて知りましたよ。だって車できたらこんな方までこないんだもん!
結局30分ぐらい歩いてようやくレストランに到着。っつうかいつから動物園はこんなに広くなったんだい!
 さて、レストランで飯を食ってからは遊園地がそばにあったのでそっちに…。あっ!その前に植物園行ったんでした。
植物園にはまぁいろいろ植物が生えてます。ウツボカヅラもありましたが、ちゃんと虫与えられてるんでしょうかね〜もらってなかったらどうやって生息してるんでしょうか。ちょっと疑問。
他には…なんか前にも書いたような気がするけど、観賞用バナナとかどこかの熱帯植物だとか、そういう意味不明っていうかこの辺じゃまず見られない植物がいっぱいあります。
これも世話大変だろうなぁ…。
 そういうわけで今度こそ遊園地です。ここにはジェットコースターだとかエアープレーンなる乗り物だとかいろいろあります。
まぁ俺ともう1人は気分がのらなかったのでサイクルモノレールにしか乗りませんでしたが、女性人はエアープレーンっていうめちゃくちゃきもくなる乗り物に乗ってました。なんか一人叫んで足し。
そういうわけでそれから飲み物を飲みながらゆっくりして、恐竜が飾ってある博物館に行きました。
え?あなた何をいうんですか、恐竜っつったって骨とかレプリカに決まってるじゃない!
 そういえばここでなぞの福袋買ってたなァいとこが。もちろんこの時期にはただのお土産しかありませんでした。
まぁここには何度もきているうえに狭いので、だいたいの展示物は見たことがあったのですが、手引きしてくれてた人が親切にもいろいろと触らせてくれたのでいろいろと発見もあったかな。
そんなわけで、俺はなんかの記念にアンモナイトの化石を買ってしまいました。別に彼女との思いでとか親友との大切な思いでとかそういうんじゃないけど、なんとなく俺は記念になるもんが欲しかったんですよ!
っていうか思ったけど、なんで歴史的に尾価値が高いように俺が勝手に思ってる化石が、お土産屋で庶民に手が届くような値段で売られているんだ!
だいたい俺が買ったのだって900円だぜ!考古学者の人たちががんばって発掘したと思われる、歴史的に貴重な化石が900円ですよ!
でもそんなもんなのかなぁ…理科室の化石は10000円だって言ってたし。
あと、展示してある比較的大きいものは値段にするといくらぐらいなんだろう。なんか直径10センチぐらいのアンモナイトとかあったし、三葉虫も大き目のだったし…さすがにあれは売らないだろうけど。
 さて、そろそろ時間も時間なので帰ることになりました。
帰り道、閉園が近いということもあってか、飼育係の人が動物達を小屋の中に戻したりしてました。
こういう光景をみて一緒に歩いていた人と話をしてたんですが、いったいこの動物達の一生っていったいなんなんでしょうか。
彼らや彼らの両親は普通にどこかの地で平穏に暮らしていたはずですよね。それが突然どこからやってきたんだか分からないような意味不明の人間とかいう危ない生き物に捕まえられて、ぜんぜん知らない土地へつれてこられたあげくに、自由を奪われ限られた空間に高速されてしまったんです。
草食動物なんかは、肉食動物に食べられる心配もなく安全に暮らせるようになったからいいじゃないかという意見もあるかもしれませんが、だったら肉食動物はどうなりますか?草食動物だって、こうして高速されることが幸せなことなんですか?
大型の鳥だって、本当は大空を自由に、しかも広範囲にわたって飛ぶ能力を持っているのに、動物園につれてこられたときからもう広い空を飛ぶことはできないんです。
もし地球に人間以外のもっと知的レベルの高い生き物が入ってきて、それこそ今の人間と動物達のような関係になったとすれば、やつらの見せ物のためにわれわれは狭い部屋に閉じ込められて、屈辱的な思いをすることになるんです。
ろくに外へも出してもらえず、食事は1日に決まった時間だけ。好きなこともできずにただひたすら退屈な時間を過ごすのです。
こんなのはぜったいに人間には耐え切れないことではないかと思います。
そういうふうに考えると、こうやって人間に縛られている動物を見て人間が喜びを得ることというのは、いったいどういうことなのかと疑問に感じてしまいます。
だからと言って動物園を無くして動物達を開放しろといってもそれは不可能ですから、そうともいえないのですが…。
 そんなことを話していると出口に到着し、そのままバスで帰途に着きました。
 それにして
も今日はいろいろと考えてしまうことがたくさんありました。
一緒に行った人は、来年俺が通っている高校を受けると言っていたんですが、その動機が…とても素晴らしいもので、高校で友達いっぱい作って遊ぶぞ〜なんて考えていた俺なんかくそに思えるぐらいなんです。
そいつがまたいいやつで、なんか俺の高校に行くのがおしいぐらいの存在で…こっちでだめにならなきゃいいんだが…
いろいろ話を聞いてると、彼の性格とうちの学校の性質というのがあまり合わなそうでそれも心配なのですが…。
でもあまり彼に合ったり良い部分だけ学校の様子を伝えるのもどうかと思ったので、聞かれたことには俺の主観も交えながらきちんと説明してます。まぁ俺の主観が入ってるというのはすごく怪しいけどね。
 そういうわけでですね、まぁいろいろありました今日は。
おかげさまで疲れたけどゆっくりできました。あぁこれから勉強しねぇと!今日まだ30分しかやってねぇよ!