「模試2日目の奮闘とウサギのえさやり交代の話」

 模試2日目。
本日は、数学・化学・物理である。
数学は理系数学の方なので、なんと試験時間は3時間。
とりあえず朝起きて出そうな部分の硬式を丸尾ぼえしてなんとか頑張ろうと思った。
けれどもこの数学、全くではないが歯がたたない。
円の問題はまぁなんとなく分かる部分もあったが、微積分や複素数なんて習ってないぞ〜〜。
それは授業の進みが遅い!という」理由だけで逃げる事はできないが、とりあえず分かるもんだけやっておいた。
で、朝覚えた硬式に当てはめていくと、なんだか計算結果がかなりきれいになって、見事に値もしっかり出た。
これはかなり手応えがある、ひょっとしてここの問題は意外に合っているかもしれない!
そういう期待を密かに俺はいだいた。
が…後で硬式を確認したら、代入するものが違っている。
実は硬式を覚えただけで、そこに出てくる文字が何に当たるかを全く覚えなかったので、その場で適当に当てはめてやっていたのだ。
どうもそれがたまたますごいきれいになっただけらしい。
という事に後で気づいた。
結構ショッキングだよあれは、だいぶうまくできた問題だと俺は感心したのに…。
 化学のテストは、もう意味不明のオンパレード。
半分はまだやっていないところで、手も足も出ないって感じだった。
もうこれに限る。
 物理は、先生に「これをやっておけば大丈夫、後は応用だから」という言葉を信じてひたすら問題集をやっていただけあって、基本的な問題は解けた。
でも最後の「後は応用だから」というのが落とし穴。
放物運動の問題で一番ひねくれたやつが出てきて、もうあれはどうしようもなかった。
幸いにも頑張って考えて答えは書いておいたが、はたしてあれが合っているんだろうか。
 そういうわけで、4時ぐらいまで試験をやっていて、ようやく模試終了。
帰ってからはずっと寝ていた。
 夜、俺はウサギのえさやり当番をやる事になっている。
が、これも去年の今頃始めてもう1年が経つ。
そういうわけでそろそろ交代の時期なのだ。
で、やってみたいという後輩の子がいたので、その子にやり方を教える事になっていた。
半分ぐらいやってもらってやり方を覚えてもらうと、なんか気に入ってくれたようなのでよかった。
あの、ウサギちゃんがえさを食べるのをみるのが、どうにもほのぼのして好きだったんだが、この仕事とももうお別れだ。
 で、それからは模試も終わったし…って事でみんなで騒いでいた。