「ついに俺の部屋が完成!物置を大改造」

 さてさて、水曜日となりました。
だからといってこの春休みはなにがあるというわけでもないのだが・・・。
しいていえば、俺は明後日東京へ戻る。
後2日というのが唯一の救いってところかな。
 そして今日はこの家で大改革が起きる。
なんと俺の部屋が誕生するのだ。
 これまでにも書いてきたと思うが、実家では俺の部屋はほぼ無いに等しかった。
中学までは弟と1つの部屋を共有していたが、高校になって家を出ると、すっかりその部屋は占領されてしまった。
いわゆるoccupationというやつだ。
そんなわけで俺の居場所は居間だったり両親の寝室だったりしていたわけだ。
そういう状態だと何が起きるか。
まず俺はちゃんと勉強をするスペースが確保されない。
居間だとだれかがいたりそこでいろいろと行われたりするのであまり適当じゃない。
寝室なんてベッドと箪笥と電子ピアノとテレビぐらいしかないから、こんな所で勉強しろっていうのはちょっと…。
それでも勉強しないとまずいので、親が仕事でいない日には居間、休みで家にいる時は寝室のベッドの上で俺は勉強していたのだ。
そして場所が安定しない以上に、どちらの環境ともそんなにいいもんじゃない。
まぁだれもいない時の居間なんてのは別にだれもいないんだから集中しやすいが、そこにはテレビという誘惑材料が存在している。
寝室ではベッドの上野ため、ちゃんとした勉強をするにはちょっと・・・。
そんなわけで、前前から俺は結構不満だったわけですよ。
だから俺は親に申し込んだ、今は物置としてしか使われていない部屋を俺の部屋にしてくれと。
最初は断じていやだという態度をあからさまに示されていたが、いろいろなメリットだけを強調し、かつそれを実行することでデメリットを隠しながら俺はがんばった。
いい方向にばかり焦点を合わせていたら、ようやく部屋作りを許可してもらった。
そんなわけでその部屋作りを今日やるわけだ。
 まず物置になっている部屋の荷物を別の部屋に移す作業から始めた。
親も「荷物の整理」だとか言って手伝ってくれたが、なんだかわけのわからない物が大量に出てくる。
よくもまぁ今までとっておいたねこんなもの なんて思うようなものから、懐かしい思い出の品々まで。
この物置には家が建ってから10数年の間にいろいろなものが放り込まれてきた。
そしてそんな放り込まれた物建ちを、今日はいっせいに分別する日でもあった。
 とりあえず荷物を運びながら捨てるものととっておくものにわけたりなんかしていた。
捨てるものでもなんだか知らないがほんとに腐るほどある。
どうして今まで捨てずにとっておいたんだろうか、全部使い道がまったくない意味不明なものばかり出てくる。
中には小学校の教科書あり、問題集あり、中国の巻物あり、いつ使うんだか分からない畳あり、買ったときは着たけどここ最近まったく着ていない親の衣服あり、なぞの鉄パイプあり…。
とまぁ、こういったものがどんどんと発掘されていった。
その背景には、「もったいない」思考に基づくものをとっておこう理論があったものと推測される。
 そんなことはどうでもいいが、そういうことをしているうちに、ようやく寝るためのベッド(代理)を置くスペースができあがったので早速運び込んだ。
そしてここでちょっとショッキングな事態発生。
予想より広い部屋だと思っていたのだが、ベッド(代理)を入れてみて、そうでもなかったことに気づいた。
目いっぱい置くまでやってもちょっと入り口のところまでベッド(代理)がくる。
まぁ出入りするのに問題無いからいいけど、やっぱり物置なだけあって狭かった。
さてお次は机の投入だ。
これがなければ話にならない、もともこもないってやつだ。
でがんばって机を動かしてぎりぎりで入れるのに成功。
でも、ベッドがじゃまして引出しが開かない、しかも机を入れたら、この部屋入り口以外通路がない。
事情で洋服ダンスと一部の荷物はそのままこの部屋に置いてあるためこのようなことが起きているのだ。
まぁどうせ俺しか使わないから机で座って何かやるときゆったりできればいいから問題はないんだけどね。
こうして、本日より「My ROOM!」ができたのであります☆(^_^)♪