「土曜日のゆるい一日: 勉強そっちのけでユビキタスコンピューティングの本に没頭」

 さてさて土曜日を迎えた。
今日も別にやる事というのはまったくない。
まぁ勉強しないといけないというのはこれから共通するところであるが、なんだかそういう概念そのものに疲れてきた。
 というわけで、本日はもうほとんど遊んでしまった。
午前中少し英語をやってみたが、午後はずっと本を読んでいた。
東大の坂村先生が書いたユビキタスなんとかという本である。
これのテーマにするところは、タイトルのとおりなのだが ユビキタスコンピューティング というものだ。
簡単にいえば、身の回りをすべてコンピュータ制御にして、便利で暮らしやすい生活空間を作ろうという概念である。
例えば、家の壁やじゅうたん、他衣類など考えられるすべての物質にマイクロチップを埋め込んで、それらが相互に通信し合って多種多用の情報をやりとりしゆという発想だ。
これで具体的に何ができるようになるかといえば、人間が持っているコンピュータから各マイクロチップが埋め込まれた物質に情報が送られ、どこにだれがいるかということをいつでも把握できるようにするとか、外壁のマイクロチップが外の天気を観測して携帯用コンピュータを持っている室内の人に連絡してくれるようにするとか。
まぁその他にもいろいろとメリットデメリットが書いてあった。
それを踏まえた上で、それを実現するための問題点などを書いて、大きなイメージを作り出してくれるような本だった。
 そういうわけで久しぶりに面白い本を読んで、その後は寝ていた。
そして夜も、なんだか無駄なようなよく分からない時間を過ごしてしまった。