「液体窒素で冷凍バナナとスカンクのガスの話、そして友人関係について考える一日」

 昨日の夜チャリがきて、3時までしゃべっていた。
で、その後テレビをつけたら食物連鎖の話と数学Iの講座をやっていたので、それをみていたら寝るのが4時半になってしまった。
ので今日はもぞもぞしていて朝は8時に起きた。
昨日に引き続き朝勉さぼりである。
 今日もそれなりに授業が入っている。
午前中のメインは化学。
今日は液体窒素にバナナを入れて冷凍バナナを作ってみた。
それにしても、液体窒素というのは面白い。
温度計をつっこんでみると−196℃と出る。
これってどんだけ冷たいんだろうか、手をつっこんだらどうなるか一度やってみたいものだが・・・。
まぁ、期待が蒸発するのが沸騰するように見えるぐらいだから、そうとうすごいんだろうな。
なんて考えながらバナナをつっこんでみた。
するとバナナの温度で中の液体が沸騰していく。
しばらくして取り出してみると、これはすごい、バナナがえらい事になっている。
こちこちだ、ほんとに冷凍バナナもいいとこだよ。
だって凍ったバナナで頭をたたくと普通に痛いからねぇ。
こりゃたまらないよ、ぜったいガラスめがけて投げたら割れるよこれは。
ってな感じで授業をしていたら、こんな疑問を持ったやつがいた。
「液体窒素の中で屁をこいたら凍るの?」
まぁなんとも面白い事を思うやつだ、先生いわく凍るらしい。
そんな話から、スカンクのガスはものすごいらしいという話になった。
なんかスカンクはブチルメルカプタンという物質からできているらしい。
ちなみに屁の主成分はメルカプタンというもので、アルコールの分子のo(酸素)がs(硫黄)に変わったものらしく、これがすごい臭うんだってさ。
で、ブチルメルカプタンというのは炭素の数が4つある。
これはそうとうやばいらしい、1回臭いが着いたらもうとれないらしい。
それだけすごいのでスカンクガスを浴びた服などはその場で捨てるんだってさ。
で、そのスカンクが巣の1ミリリットルを100倍に薄めたものを、熊にかける実験をしたら、熊はもがき苦しんでじたばたしてたそうだ。
これだけ薄くしたのに熊がもがき苦しむって事は、純粋なスカンクのガスを浴びたら、たぶん死ぬんだろうなぁ・・・。
そういう面白い話になったのでした。
 それから国語の授業があった。
ここで俺はとても深刻な文章に出会う。
現代文の問題でやっていた文章に、友人に関する記述があった。
この書物はとてもショッキングな内容で、友人とは何か、真の友人はどんな人かというところの核心にせまるような内容だった。
俺というよりか、今その事で自分と戦っている人の方が、たぶんこれはショックが大きかっただろう。
友人関係というのも難しいものである。
現に、今俺たちを取り巻く人間関係は崩れかけている。
俺はもう人間関係の崩壊を経験しているので、それなりの対処の仕方は身に付いているつもりだが、それを初めて体験するかもしれない人間が何人もいる。
とても難しい状況なのだ、これはどうするべきか。
そういう事を考えるのに、この文章は良いきっかけになったと思った。
それぐらい衝撃的な内容だったのだ。
残念ながら先生もなんという本野抜粋かは分からないといっていたが、この筆者はいろいろと人間関係や自分自身についての本を出しているらしいので、ちょっと読んでみようかな。
 さて午後は日本史だったが、暇だったので寝ていた。
あぁ、このつまらない日本史も後ちょっとで終わりなんだな・・・。
 寮に帰ってからはなんだかぼーっとしていた。
飯を食って風呂に入ってから、チャキが週番だったので9時までからかっていた。
で、腹が減ったのでご飯で何か作ろうという事になって、チャーハンを作る事にした。
どうやって作るかというと、その辺にある醤油とこしょうをまぶして、鶏ガラスープの元を入れる。
これでなんとなくうまいご飯ができないかな・・・。
いためながら水に溶かした鶏ガラスープを入れてみる。
するとなんか水が多くてすごい事になっている!
そこに先輩がやってきて「なんかすごいよ」というので、「いやぁリゾットですよリゾット」と適当に返してみる。
すると真面目に「フライパンでリゾットなんて・・・おしゃれなイタリア料理だね」と言われてしまった!
でも、できたものはそこそこうまかったなぁ。
 部屋に帰ってからはなんとなくいろいろしていて、結局早くに寝てしまった。