「地獄の模試とバンド練習で疲れ果てた一日」

 今日は地獄の模試だ。
先輩に「数学は複素数の曲形式はぜったいに出るからやっておいた方がいいよ」と言われていたので、昨日はそこだけやっておいた。
だが、今日は模試で早くから頭を働かせるために、さっさと起きなければならないところを、ついつい寝過ぎてしまった。
 模試開始10分前ぐらいに会場に行った。
といっても、学校のちょっと広めの部屋なんだけど・・・。
 最初は英語の模試だ。
ちなみに点字は、80分の1.5倍なので2時間もある。
なのに初回から意味不明な単語連発!
っていうかこの先がかなり思いやられる。
俺はどうすればいいのか少し悩んだが、結局分かるものだけでもやる事に・・・。
ちょうど80分ぐらいで問題はすべて解き終わった。
まぁ、分からないところは、適当に書いたり書かなかったりしてあるけど・・・。
で、暇になったので、長文とかを意味を理解しながら読んでみる事にした。
すると、なんかやっている時には解けそうになかったのも、なんとなく答えが見えてくるような気がした。
とりあえず長文は意味を理解しながら読んで行くと、それなりに解ける方向性は持っているのかもしれない。
ただ、時間がないとかいう理由でちゃんと読まないから、あぁやって答えられなかったりするのかと、俺はちょっと感動した。
でも、そこでやり直さないのが俺の悪いところかな。
 次は国語の模試。
なんでまた理系の俺らに国語やらすかなあ・・・。
まぁ、センター試験では全部必要だからないと困るっていえば困るんだけど・・・。
が、国語が苦手な俺にとって、ちょっと高等向けの文章や物語を題材にされても、だいぶ困る。
っていうかだいたい書いてある事の意味が分からない。
むしろ英語より難しいかもしれない、意味の解釈という観点でみた時には。
幸いにも、これはそういう問題じゃないからいいけど。
だが、日本語って難しいんだなとかなり感じたテストだった。
古文はもう捨てた。
 これで午前中は終了。
なんかずいぶん座っていたので腰がこってしまった。
 飯を食って、1時半からは数学の模試。
最初の問題は、1問を除いて全部簡単に解けた。
っていうか、こんなに簡単な問題が続くなら、70点ぐらいは取れそうな勢いだったんだが・・・。
でも、そんな俺の夢ははかなかった。
大問2は、(1)だけ解けたが後は不可能。
大問3に関しては全滅。
唯一救いだったのは、勉強していった複素数の曲形式を求める問題があった事だろうか。
後はベクトルとか微分とか、勉強してないところのオンパレードだ。
結局数学もだめだった。
 4時に模試が全部終了した。
で、ほっと一息行きたい所だが、実は今からバンドの練習が入っていたりする。
ので、すぐギターを取りに戻って、速攻練習へ。
今日は8時までみっちりやる事になっていた。
が、ドラムとボーカルがこない。
しかたがないから、ギターとベースとキーボードだけで合わせてみる。
意外にいい感じに仕上がっているような気がする。
これはかなりいいかもしれないなあ。
6時ぐらいになって、やっとドラムとボーカルがきた。
で、いつものような練習をそれから2時間していた。
 8時。そろそろ練習終了の時間だ。
片づけていると、元プロギタリストというN山先生がやってきた。
と、いきなりけたたましいギターをかき鳴らす音が聞こえてくる。
そこで俺は思い出した。
「毎年文化祭の居残り練習で8時になると、こうしてN山先生がギターを弾きながら練習終了の合図をする風習がある」
という事を・・・。
そう、これが通称お中元である。
特性ギター&アンプセットをかついだN山先生が、プロっぽくギターを弾きながらやってくる。
これぞこの学校でバンドをやっている人なら、一度は目にしなkればならないと言われる光景だ。
ついに俺はそれをみてしまった。
ちょっと季節はずれのお中元だったけど・・・。
 部屋に帰って、納得いかなかったギターの練習をしてから風呂に入った。
上がって、なんかパスポートのコピーを送らなきゃいけないという事だったので、コピーをとったりなんかしていたら、あっという間に10時。
今日も10時から台本作りが入っている。
 今日はいつもの先輩の他にリャー先輩という人も参加する。
リャー先輩の方が先にきて、あんな風雅いいとか、こんな風雅いいとか、いろいろと話し合ったりしていた。
結局そんな話を1時間半ぐらいしていたが、結局もう一人の先輩はこなかった。
とりあえず方向性も固まってきたという事で、今日はやめにした。
 うーん、なんか眠い・・・。
ここのところの疲れが出ているようであうr。
今日はもう寝よう。